今年も「リカバリー全国フォーラム」開催です!
年に1度の精神保健医療福祉のお祭り、『リカバリー全国フォーラム』が今年も開幕しました!
会場は、池袋にある帝京平成大学です。
入口では、NPO法人地域精神保健福祉機構(略称コンボ)メンバーが参加者のみなさまを笑顔でお出迎えしております!
というのは半分ウソで(ごめんなさい)、半分ホントです。
コンボメンバーだけでは『人手』が全く足りません。
そこで、受付をはじめ、分化会場や懇親会場までの道のりに案内ボードを持って立ってくれているスタッフ、会場でのご案内をしているスタッフは、大学生を中心とするたくさんの方々に協力をして頂いてます。
しかも、数年間続けて『リカバリー全国フォーラム』のお手伝いをしてくれている学生さんも居て、本当にありがたいです。
たくさんのスタッフのみなさまと、全体会・分科会の出演者のみなさまと、そして全国から訪れて下さった参加者のみなさまのおかげです。
今年も開幕できて本当にうれしいです!
みなさま、本当にありがとうございます!
フジノは第6分科会に参加しました
ここしばらく精神状態が悪化してしまい、フジノは『企画委員会メンバー』でありながら、今年は全く貢献できませんでした。
昨年もパニック障がいがひどくて会場に来ることができませんでした。
そこで、おととしまでは出演していた分科会も、思い切って今年は休ませて頂きました。
本当はみなさまをおもてなしする側なのですが、この2日間は『完全フリー』にさせていただきました。
とても申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
でも同時に2009年に『リカバリー全国フォーラム』がスタートして以来、初めてフジノは『参加者』として他の分科会に参加できることになりました。
1日目だけでも11もの分科会があります。
参加したい分科会がたくさんあるので、ワクワクしてしまいました。
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迷いに迷った末、ついに第6分科会に参加を決めました。
発言者:
渡邉博幸(千葉大学社会精神保健教育研究センター)
助川鶴平(国立病院機構鳥取医療センター)
福田一夫(まちにとびだす障がい者の会)
司会:
伊藤順一郎(国立精神・神経医療研究センター)
「日本の多剤大量処方は間違いだ」
「単剤適量処方に変わるべきだ」
といった主張をはじめ、診療報酬改定による10月からの減薬はゆっくりお願いしますキャンペーンを進めてきた立場からも、最も関心のある分科会でした。
分科会での発表やディスカッションの結論は、「多剤大量処方は治療とは言えない」「しっかりと計画的に時間をかけてクスリは種類も量も減らせる」「クスリを減らした方が生活の質も上がることがある」などでした。
参加してみて、決意を新たにしました。
これからも、日本の精神科医療の古く間違った悪習(多剤大量処方)を変える為に、身近なところからも、そして政治家としてもキャンペーンを繰り広げていこうと感じました。
(*このテーマについては後日また改めて詳しく記しますね)
懇親会では全国の同志のみなさまとお会いすることができました
1日目の終了後、懇親会がアカデミーホールで開かれました。
フジノは不参加のつもりだったのですが、全国からいらして下さったみなさまにお会いしたくて参加しました。
途中でフジノも壇上のマイクから
「今日、僕はひとりでやってきました。僕と同じように、全国からひとりで来てくれている方がたくさんいらっしゃると思います。ひとりでいらした方、お手を挙げていただけませんか?みなさま、ぜひ拍手をして下さい。
今お手を挙げて下さっているみなさま、ぜひ壇上からマイクで自己紹介をしていただけませんか?
そして、まわりのみなさま、自己紹介をして下さった方にどんどん話しかけてほしいんです。リカバリー全国フォーラムの良い所は、全国の仲間とつながりが得られるところだと思うのです」
とスピーチをさせていただきました。
素晴らしい出会いがたくさんありました。
お写真もたくさん一緒に撮ったのですが、ブログに掲載して良いかお聴きするのを忘れてしまいました。
そんなこともあって、おひとりおひとりのお名前を挙げることはできないのですが、お話して下さった全てのみなさまに感謝しております。
本当に遠く全国からようこそいらしてくださいました。
どうか今夜はゆっくり休んで下さいね。
そして、明日もぜひお会いしましょう!
今日の第1日目は、大成功でした。ありがとうございました!
(2日目に続きます)