今日から9月議会がスタートしました
市内各地の掲示板に張り出されている『9月議会』のお知らせポスターのとおり、9月1日本日から横須賀市議会が始まりました。
会期は、10月7日までの37日間です。
9月議会は、大きく前半と後半に分かれています。
前半 | 後半 |
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9/1〜18 (議案の審査) |
9/18〜10/7 (決算の審査) |
今日から18日までは、前半にあたります。
横須賀市議会と同じように、全国の地方議会において『子ども・子育て支援新制度』に関わる条例が一気に何本も提出されています。
これは国のスケジュールに基づいているのですが、これが9月議会前半の最大のテーマです。
市長から提出された15議案のタイトルです
まず前半は、市長から今日提出された15本の議案を、4つの委員会で審査していきます。
- 第68号 平成26年度横須賀市一般会計補正予算(第2号)
- 第69号 放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例制定について
- 第70号 家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例制定について
- 第71号 特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例制定について
- 第72号 幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例制定について
- 第73号 保育実施基準条例廃止について
- 第74号 児童福祉審議会条例中改正について
- 第75号 児童福祉施設の設備等に関する基準を定める条例中改正について
- 第76号 乳幼児健康支援デイサービスセンタ一条例中改正について
- 第77号 救急医療センタ一条例中改正について
- 第78号 市営住宅条例中改正について
- 第79号 地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例中改正について
- 第80号 物品の買入れについて
- 第81号 市道路線の廃止について
- 第82号 大津行政センター・コミュニティセンタ一新築工事請負契約の締結について
こうして議案のタイトルだけを羅列されても全く意味が分かりませんよね?
でも、どの1本1本も市民のみなさまの暮らしに直結しています。
1本の議案によって、これまでの生活が大きく変わることもしばしばあります。
どうやって議案の内容を市民のみなさまにお伝えしていくべきか、フジノはいつも悩ましく感じています。
みなさまの暮らしに大きな影響を与える議案については、いつもブログでお伝えしてきました。
でも、本来は全ての議案をご説明したいといつも思っています。
議案の内容をカンタンに紹介します
そこで今日は、本会議で市長が議員向けに読み上げる、議案の『説明要旨』を載せてみますね。
この内容も決して議案の中身が分かるようなものではないのですが、イメージだけでもお伝えできたらと願っています。
(*市長の原文どおりではなく、赤文字や漢字ひらがななどフジノが分かりやすいように一部変えています)
本定例会に提出いたしました議案について、その概要をご説明いたします。
議案第68号平成26年度横須賀市一般会計補正予算(第2号)は、1億8,514万7000円を増額し、予算総額を1,445億6,535万2000円とするものです。
今回の補正の内容として、
第1は、『横須賀製鉄所創設150周年記念プレ事業の実施』に係る増額補正です。
平成27年(2015年)に、横須賀製鉄所創設150周年を迎えるにあたり、本年11月から平成27年3月までを『プレ事業期間』として、150周年に向けた機運を高めてまいります。
今回の補正では、『ヴェルニー・小栗祭式典の開催場所をヴェルニー公園に変更』する為の経費、および『横須賀製鉄所を周知する為のパンフレット作成経費』を増額計上しました。
第2は、宝くじを原資としたコミュニティ助成の補助採択を受けましたので、『公益財団法人横須賀芸術文化財団が行なう公園に対し、相当額を助成する』為の経費を計上するものです。
第3は、『地域運営協議会への交付金』の増額補正で、本年8月に新たに1協議会が設立されたこと、および当初は事業実施見込みがなかった3協議会について、今年度中の事業実施にめどが付いたことから、それぞれの協議会への交付金を計上するものです。
第4は、消防法施行令の改正に伴い、『スプリンクラー設備の設置が義務付けられる障がい者グループホーム』に対し、設置費の一部を助成する為の経費を計上するものです。
第5は、児童福祉法施行令の改正に伴い、障がい福祉システムの改修を行なう為の経費を計上するものです。
第6は、市内太田和で『特殊地下壕』が発見された為、その埋め戻しに要する経費を増額補正するとともに、年度内に完了することが困難である経費について繰越明許費を設定するものです。
第7は、『平成27年4月に予定されている統一地方選挙』に向けて、準備に必要な経費を増額計上するものです。
また、歳入予算については、これらの所要経費の特定財源として、国庫支出金、県支出金およびび諸収入を増額補正するとともに、一般財源所要額については前年度からの繰越金を充当するものです。
議案第69号は、児童福祉法の改正(平成24年法律第67号)に伴い、『放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準』を定める為、条例を制定するものです。
議案第70号は、児童福祉法の改正(平成24年法律第67号)に伴い、『家庭的保育事業などの設備および運営に関する基準』を定める為、条例を制定するものです。
議案第71号は、子ども・子育て支援法の制定(平成24年法律第65号)に伴い、『特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準』を定める為、条例を制定するものです。
議案第72号は、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の改正(平成24年法律第66号)に伴い、『幼保連携型認定こども園の学級の編成、職員、設備および運営に関する基準』を定める為、条例を制定するものです。
議案第73号は、子ども・子育て支援法施行規則の制定(平成26年内閣府令第44号)に伴い、『保育実施基準を廃止』する為、条例を廃止するものです。
議案第74号は、児童福祉審議会において、『就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律に基づく調査・審議等を行なう』こととする為、条例を改正するものです。
議案第75号は、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準の改正(平成26年厚生労働省令第62号)に伴い、『児童福祉施設内部の規定に関する規定を改めること、保育所の設備基準の規定を改めること、業務の質の評価等の規定を設けること』、および所要の条文を整備するため、条例を改正するものです。
議案第76号は、児童福祉法の改正(平成24年法律第67号)に伴い、使用許可対象者の規定を改めること、および所要の条文を整備する為、条例を改正するものです。
議案第77号は、『救急医療センターの使用料および手数料の規定』を改める為、条例を改正するものです。
議案第78号は、『裁量階層の対象を改めること、及び子育てに適する市営住宅の特例の規定を改める』為、条例を改正するものです。
議案第79号は、『建築物の容積率の算定の規定を改める』為、 条例を改正するものです。
議案第80号は、『市立小学校37校の普通教室用のパソコンを更新する』為、買い入れようとするものです。
議案第81号は、『市道路線2路線を廃止する』ものです。
議案第82号は、『大津行政センター・コミュニティセンター新築工事請負契約を締結』しようとするものです。
以上です。
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今日は、市長への一般質問が4名によって行われました。
注目すべき答弁もありましたので、次のブログでご紹介します!