今回の事態を受けての「横須賀市の対応」を報告します
先日のフジノブログにおいて、横須賀市民の女性が『デング熱』陽性反応が出た件について、情報提供と対応を報告しました。
そして今日、開会中の9月議会(教育福祉常任委員会)において、健康部から改めて報告がなされましたので、お伝えします。
その内容は、以下の通りです。
デング熱への対応について
- 経緯
平成26年8月29日、横浜市から、横須賀市内在住の方が横浜市内医療機関にデング熱に感染している疑いで入院している旨の連絡が保健所にありました。
- 患者は10歳代女性、海外渡航歴は無い。
- 8月16~18日 都立代々木公園周辺に滞在
- 8月23日 発熱等の症状が出現し、医療機関を受診
- 8月28日 症状が軽減せず、医療機関を再び受診
- 8月29日 横浜市内の医療機関を紹介受診し、同日から入院
- 9月1日 症状が軽快し、退院
関係者の調査の結果、患者が発症前に都立代々木公園周辺で『デングウイルス』を保有している蚊に刺されて感染した可能性が疑われています。
- 対応
(1)市民対応
- デング熱に関して、保健所内に『相談受付体制』を構築
- 蚊に刺されて発熱、発疹等の症状がある場合は、かかりつけの医療機関の受診を勧奨
- 『横須賀市ホームページ』にデング熱について記載
(2)医療機関対応
- デング熱の国内感染が疑われる事例においては、診断前であっても速やかな情報提供を依頼
ご不安があれば、保健所・かかりつけ医療機関にぜひご相談下さい
デング熱の症状は、厚生労働省のQ&Aページなどでも紹介されているとおり、適切な治療を受ければ1週間ほどで回復するものと言われています。
実際、すでに横須賀市民の女性は症状は治り、無事に退院もしておられます。
フジノからお伝えしたいことは「恐れすぎないで下さい」というお願いです。
先日のブログで記したことの繰り返しになりますが、
- 蚊に刺されないように長袖・長ズボンを着ること
- 蚊避けのスプレーなどを利用すること
- 発熱などの症状にご不安があれば保健所やかかりつけ医療機関に相談すること
がオススメです。
また、今後も市民のみなさまにお伝えすべき情報はどんどん発信していきます。
ご質問があればいつでもメールやツイッターなどでフジノまでお願いします。