「自殺予防週間」初日、自殺対策街頭キャンペーンを行ないました
今年も横須賀中央駅前にて『自殺対策の街頭キャンペーン』を行ないました。
平成26年自殺対策街頭キャンペーン
横須賀市では、毎年80人前後の自殺者がおり、自殺に至るほどに苦しんだご本人、そして遺族の方や、周りの方も深刻な影響を受けています。
多くの自殺は、個人の自由な意思や選択の結果ではなく、様々な悩みにより心理的に「追い込まれた末の死」と言われております。
追い込まれている方の存在やSOSのサインに気づき、その人の思いに耳を傾け、必要に応じ支援してくれる場につなぐことが、自殺防止に有効であると考えます。
自殺の危険に「気付き、傾聴し、つなぎ、見守る人」がゲートキーパーです。
今年度は『私も、「ゲートキーパー」』と題して、街頭キャンペーンを開催し、広く周知いたします。
- 開催日時:平成26年9月10日 17~18時
- 開催場所:京浜急行横須賀中央駅周辺地域(改札前Yデッキを含む)
横須賀市では平成20年度より、ボランティアと共に市内にある京浜急行の駅の街頭で、自殺対策と冊子『よこすか心のホットライン』をアピールするキャンペーンを行っております。
(横須賀市のプレスリリースより)
9月10日の『世界自殺予防デー』にあわせて、また『自殺予防週間』の様々な取り組みのスタートです。
横須賀市の自殺対策シンボルマーク『カタバミ』がプリントされたTシャツを来て、フジノもワイデッキに向かいました。
たくさんの市民ボランティアが参加して下さっています
この『街頭キャンペーン』のメンバーは、『横須賀市自殺対策連絡会』に所属するあらゆる関係機関だけではありません。
たくさんの市民ボランティアの方々にも毎年ご参加いただいています。
毎年『広報よこすか』8月号に募集記事を載せたり、1度参加して下さった方には「今年もぜひご参加を」と呼びかけたり、チラシなどで募集をしています。
今年はさらに横須賀市の公式ツイッターアカウントで告知もしました。
ただ、リツイート数が8しかなくて、そのうち1つはフジノです(涙)もっともっと広報の工夫をしないといけないですね…。
本日はリーフレット一式を合計1,072部、配布することができました。
『街頭キャンペーン』、ぜひ来年はあなたも参加してみてくださいね!
「自殺予防週間」の取り組みはこれからも続きます
この『街頭キャンペーン』だけでなく、市内の各図書館には今年も『特設コーナー』が設置されます。
さらに広報よこすか9月1日号でもお知らせしたとおり、いくつもの講演会・研修が開催されます。
『ゲートキーパー養成研修会』が2回行われるのですが、どちらも講師の方が素敵でオススメです。
1時間の配布を終えた後も、いろいろな立場の参加者の方々と意見交換をしました。
3月・9月のこうした大がかりな『街頭キャンペーン』は、年2回の外向けの取り組みに過ぎません。
横須賀市はいつも市民のみなさまのお困り事やお悩みを一緒に考えさせていただこうと、様々な専門家や相談窓口を常にオープンしています。
どうかあなたのまわりに苦しみや困難を感じておられる方がいらしたら、ぜひ横須賀市の相談窓口をご紹介ください。
よろしくお願いします。