24時間のイベントがついに終わります
昨日に続いて、神奈川県立保健福祉大学で開催された『リレー・フォー・ライフ』に参加しました。
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2日目も快晴です
2日目も素晴らしい天気に恵まれました。
今日のプログラムは、ラジオ体操からスタートです。メインのリレーウォーク、啓発ブースは昨日に引き続いて行われています。
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2日目のプログラム
吹奏楽の演奏イベントをはさんで、お昼11:30にリレーウォークがゴールとなります。
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みんなで書いたメッセージ
その後、がんサバイバーのみなさまへの表彰式が行われて、全てのプログラムが終了となります。
たくさんの意見交換をとおして、改めていろんなことを学びました
昨日は歩くことメインだったフジノは、今日は啓発ブースをじっくり見たり、意見交換をたくさんさせていただきました。
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ハート型の折り鶴
作り方を教えて頂きながら、ハート型の折り鶴をフジノも作ってみました。
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フジノも習いながら作りました
意見交換で特に印象に残ったのは、横須賀共済病院の臨床検査技師のみなさまとの意見交換です。
フジノたち政治行政にとって『啓発イベント』の意義はダイレクトにあります。
あるいは、医師・看護師・メディカルソーシャルワーカーや福祉職のみなさんは、啓発活動は仕事の一環とも言える訳です。
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自己検診を毎月の習慣に
けれども『専門職』である『臨床検査技師』のみなさまにとっては、こうした啓発イベントは本来業務とはやや異なる印象がフジノにはあります。
本来ならば、より精度の高い検査を行ない、データを適切に分析する事こそメインの業務ですよね。
その本来業務にあてる時間や休暇にあてる時間を割いて(わざわざ現場を離れて)、一般の方々に向けて啓発活動に参加する意義というのをどのようにお感じになっているかを伺いました。
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乳がんの自己健診
3人の方とお話したのですが、みなさん同じご意見でした。
「プロの臨床検査技師だからこそ、臨床の現場ではリラックスしていただく為のお声がけなどはするけれど、検査に来られた方々とじっくりとお話をするようなことはありません」
「現場ではいかに検査に来られた方々を負担を感じないようにできるか、例えば、可能な限りお待たせしないで検査を受けて頂くことに専念しています」
「実は検査を受けた方々と雑談をするようながどんなふうにお感じになっているかを伺う機会というのはなかなか無いのです。
「だからこそ、啓発イベントで一般の方々とじかにお話をする機会をいただくことはありがたいのです」
「そこでのご意見やご感想は、検査の現場に必ず活かすことができるんです」
なんてありがたいことだ、とフジノは感動を覚えました。
最後のリレーウォーク、そしてゴール!
最後のリレーウォークは、スタートの1周はがんサバイバーのみなさんが歩きました。
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がんサバイバーのみなさんが先頭でリレーウォークをスタート
がんサバイバーのみなさんを拍手で迎えて、そこから先はフジノたちみんなで歩きました。
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リレーウォーク
『公益財団法人日本対がん協会』と神奈川県立保健福祉大学の共催によって、初めて『リレー・フォー・ライフ(RFL)』を三浦半島で開催することができました。
初めての開催でしたから、宣伝も少なかったですし、マスメディアでもあまり取り上げてもらえませんでした。
けさの朝日新聞の地元欄を読んだら、今まさに歩いている三浦半島での『RFL』の記事は1行も無くて、来月開催される新横浜での『RFL』(長年続いていて、大規模に開催されています)の告知記事だけが出ていました。
そんなこともあって、率直に言って『RFL2014三浦半島』に参加してくれた人は少なかった、と思います。
でも、参加者は少なくても、第1回としては大成功だったとフジノは感じました。
がんサバイバーの方々の体験談をたくさん聴かせていただいて、実行委員会の方々や保健福祉大学の学生スタッフのみなさんといろいろなことをお話しさせていただきました。医療関係者のみなさんとの意見交換もすごく貴重な機会でした。
こうした『熱』は必ず広がっていくはずです。
そして、『RFL三浦半島』は5か年計画で開催していく予定とのことですので、必ず来年も開催されます。
(2015年6月23日追記:2015年も開催が決定しました!)
来年は絶対にもっともっと参加者は増えていくはずです。
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ラストウォーク
歩いて歩いてクタクタになりましたけれども、第1回に立ち会うことができてフジノはとても幸せでした。
政治家として『がん撲滅』に向けてもっと力を入れていこうというモチベーションを、さらに高めることができました。
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実行委員会とボランティアのみなさん
実行委員会のみなさま、本当におつかれさまでした。
がんサバイバーのみなさま、北海道をはじめ、遠方から初開催の『RFL三浦半島』の為に横須賀にいらして下さって、本当にありがとうございました。
保健福祉大学の学生スタッフのみなさま、ひたすら裏方に徹して作業を頑張って下さった姿には、こころを打たれました。特に、フジノのようにひとりきりでもリレーウォークに参加しやすいように気をつかって下さったり、細やかな気遣いはさすがヒューマンサービスが根っこにある大学だと再確認させられました。
協力して下さった共催病院をはじめとする医療関係者のみなさま、ありがとうございました。
『RFL』に関わる全てのみなさまに、こころから感謝の気持ちを抱いています。ありがとうございました。
フジノは保健医療福祉政策に責任をもつ政治家です。当事者・ご家族がより高いくQOLを送ることができる社会へと変えていく責任があります。現場のみなさまがもっと働きやすい仕組みをつくる責任があります。
その責任をもっともっと果たして、結果を早く出していきたいといつも思っています。
フジノは全力を尽くしますので、どうかこれからも一緒に頑張っていって下さいね。
よろしくお願いします。ありがとうございました!