「給食一食まるごとセシウム検査」を2014年度後期も継続します!
本日、教育長から以下の報告を受けました。
教育委員会教育長
学校給食の放射線量測定について
横須賀市では、学校給食の安全性を確認し、児童生徒の健康管理に資するため、平成23年度後期から学校給食の提供食の放射線量測定を行っています。
平成26年度前期の測定結果と、平成26年度後期の実施予定などを、次のとおりお知らせします。
- 平成26年度前期の測定結果
市ホームページトップ画面⇒東日本大震災関連情報⇒学校給食食材の放射性物質の測定
(*フジノ注:この記述では探しづらいので、フジノがpdfファイルにしたものをこちらにリンクしましたのでご覧下さいね)
- 平成26年度前期の測定結果から推計される内部被ばく線量
0~0.639マイクロシーベルト未満
*最大値 0.639 は検出下限値に相当する放射性セシウムが含まれていたと仮定して推計しています。
(参考)家庭での食事が学校給食と同程度と仮定し、上記測定結果をもとに年間被ばく線量を推計すると、最大で7.213マイクロシーベルトとなります。この値は、食品による放射性セシウムの年間許容被ばく線量1ミリシーベルトの約140分の1以下です。
- 平成26年度後期の学校給食の放射線量測定について
平成26年度前期と同じ方法で、平成26年度後期分(10月16日~3月17日)の放射線量を測定し、結果をホームページに掲載します。
*1.児童に提供した給食=原則、1週間(5日分)ごとにまとめて測定します。
*2.測定ごとに異なる小学校から採取します。
事務担当:学校教育部学校保健課給食係
様々な理由から、給食食材の放射線量の測定を継続するか否かは『半年ごと』に決定しています。
無事に、2014年度後期も『継続』が決定しました。
市民のみなさまに対して、今回もこのおしらせをできて良かったです。
フジノはとてもホッとしています。
フジノが政治家でいる限り、絶対に「陰膳の測定」はやめません
学校給食の放射線量を測定する際に、『事前』と『事後』のダブルチェックを行なう全国初の取り組みでした。
実は、2011年9月議会にフジノが提案して実現した取り組みです。
フジノはこの政策の提案者であり、ことこの取り組みに対しては、市長よりも教育長よりも誰よりも、責任ある立場だとフジノは自覚しています。
けれども、様々な理由から総合的に判断した結果、2014年3月いっぱいで『事前』の測定は、終了いたしました。
『横須賀方式』=『事前』+『事後』なので、これによって『横須賀方式』は終わりを告げました。
しかし、「こどもたちの健康を守る為に『事後のチェック』はずっと継続すべきだ」とフジノは確信しています。
東京電力福島第一原子力発電所の廃炉は終わっていません。
こどもたちの健康に対して、横須賀市だけではなく、政府が責任をもってこうした測定を行なうべきです。
いち自治体である横須賀市が防波堤となってこの検査を継続しているのは、『政府の責任放棄』だとフジノは強く批判します。