署名集めを頑張るみなさんの姿に心を打たれました/「横須賀市でも中学校給食を実現する会」の「請願提出1ヶ月前がんばろう集会」へ

「中学校にも給食を実現しよう!」と頑張ることは、こどもたちのため

今日は、ヴェルクよこすかで開かれた『横須賀市でも中学校給食を実現する会』の集会に参加しました。

請願提出1ヶ月前がんばろう集会

です(可愛い名前の集会!)。

横須賀市でも中学校給食を実現する会・会場にて

横須賀市でも中学校給食を実現する会・会場にて


フジノは、前回7月13日に開催されたシンポジウムに続いて、参加者のみなさまのお話を聴かせていただきました。

今や、みなさんの持っている中学校給食の知識や様々なデータは、もはやフジノと同じかそれ以上です。

みなさん、本当に勉強しておられて、フジノはうれしくてたまりませんでした。

何故、中学校給食を実現しなければならないのか、その理由をみなさんがそれぞれに分かりやすくご自分の言葉で署名活動を通して語っておられることがとても伝わってきました。

署名集めをがんばってくださっている方々からの報告

署名集めをがんばってくださっている方々からの報告

明るくて笑顔で繰り広げられる署名活動って素敵ですね

多くの方々が「署名活動を通してたくさんの嬉しいことがありました」とお話してくれたことが印象に残りました。

ある方は、笑顔でこうおっしゃいました。

「署名活動を通して、こどもに『ママはがんばっているんだよ』ということを伝えたかったんです」

率直に、胸を打たれました。

フジノはこれまで美術館建設反対の署名活動をスタートに、12年間の政治家としての日々を通して、たくさんの署名活動に立ち会ってきました。

署名活動には、苦しいこともたくさんあります。

汚い言葉を投げつけられたり、腫れ物に触るかのように嫌がられたり、時には家族からも「おまえ、署名活動なんてやるなよ、恥ずかしい」なんて嫌な顔をされたりします。

それでも、この方は『母親』として署名活動をとおして中学校での完全給食を実現することがこどもの為になるから、頑張れるのだとお話してくれた訳です。

すでに1万2000筆を超えているそうです。

すでに1万2000筆を超えているそうです。


フジノは、どんなテーマであっても署名や陳情・請願などの市民活動を始める方から相談を受けると、必ずはじめにお伝えしていることがあります。

「市民運動をやると、本当に苦しい想いをします。孤立もします。

結婚しておられる方は、夫婦の仲も悪くなることが多いです。

どれだけ目的が正しくても、その目的が実現されるまでにものすごく長い時間がかかることが多いです。

はじめのうちは、たくさんの人が仲間になってくれますが、やがてみんな離れていきます。

そんな目に遭っても、目的を実現できないことも多いのが市民活動です。

それでも挑戦しますか。

それでも挑戦するならば、僕は最後まで絶対に一緒に活動します。

もちろん、活動をしているうちに苦しくなりますから、あなたが活動をやめることになるかもしれません。

それでも、僕は絶対にあなたのことを責めません。

もしもあなたが1度覚悟して活動を始めたならば、あなたがいなくなったとしても、僕は政治家として勝手にその活動を続けます」

いつもフジノはこういうセリフをお伝えしています(聴いたことがある人、たくさんいますよね?)。

それくらい、始めるのは簡単だけど続けるのはつらい、傷つくことが多いのがこうした活動なんです。

会場の参会者は女性も男性も年齢の若い人も高い人も様々です

会場の参会者は女性も男性も年齢の若い人も高い人も様々です


でも、今日お話して下さった多くの方々は

「署名活動を通してたくさんの嬉しいことがありました」

とお話してくれました。

みんなで励まし合って、みんなで協力しあって、そしてこどもたちの健康や未来が守られることを信じてがんばって下さっている。

すごくいいなあ、と感じました。

そもそも「中学校給食を実現したい」ということはフジノの政策の1つですが、改めて今日の参加者の方々にその想いを強くさせられました。

吉田市長がすすめている「給食弁当」は不評です…

現在、横須賀市では吉田市長が掲げる『(仮称)給食弁当』という試行事業が2回、実施されました。

教育委員会の管理栄養士が作った献立を事業者に示し、事業者が作ったお弁当を児童生徒が注文するというものです。

10月9日の神奈川新聞の社説では、吉田市長がすすめる『(仮称)給食弁当』に対して、大変厳しい論調で批判がなされました。

2014年10月9日・神奈川新聞・社説より

2014年10月9日・神奈川新聞・社説より


社説の最後は、こう締めくくられています。

横須賀市は給食という言葉の使い方を考え直した方がいい。

現状では、これが客観的な評価です。

2013年の試行前、フジノは、

「『完全給食の実現』が財政的に無理ならば、吉田市長の主張するスクールランチをまず第一弾としてスタートするのもやむをえない。

どんな方法であれ、とにかく栄養状態の悪い横須賀のこどもたちの現状を改善することが最優先だ。

吉田市長の力では、管理栄養士による献立作成を事業者に納得してもらうことまでしかできないならば、今はまずそこまで実現させるしかない」

と考えていました。

ベストがダメならばベターを選ぶ、ベターがダメならばグッドを選ぶ、という考え方からです。

しかし2回の試行を終えた現在では、問題の多さと効果の低さを痛感しています。

吉田市長と青木教育長は『(仮称)給食弁当』を早く撤回するよう決断してほしい、とフジノは今では考えるようになりました。

市民のみなさまの署名がその決断の後押しになることを強く願っています。

ラスト10回、街灯での署名活動があります

さて、『横須賀市でも中学校給食を実現する会』は、さらにあと10回、街頭での署名活動を行なう予定とのことです。

日時 場所
10月25日(土)15:00〜16:30 追浜商店街
10月26日(日)10:30〜12:00 くりはま花の国
10月26日(日)13:30〜15:00 北久里浜駅
11月1日(土)10:30〜12:00 汐入駅
11月2日(日)10:30〜12:00 安浦地区
11月8日(土)14:00〜15:30 京急久里浜駅
11月9日(日)10:00〜11:30 横須賀中央ワイデッキ
11月15日(土)10:00〜11:30 久里浜イオン前
11月16日(日)10:00〜11:30 横須賀中央ワイデッキ

あなたもぜひご参加くださいね!

また、街灯での署名活動だけでなくて、地道な口コミこそが一番力を持つと思います。

チャレンジしてみようという方は、ぜひこちらの署名用紙をプリントアウトして使って下さいね。

署名集めをがんばってくださっている方々からの報告

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