オレンジリボンは「虐待のない社会」をめざすシンボルです
こどもへの虐待は、4種類に分類されます。
種類 | 内容 |
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身体的虐待 | 殴る、蹴る、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる、首を絞める、縄などにより一室に拘束する など |
性的虐待 | 子どもへの性的行為、性的行為を見せる、性器を触る又は触らせる、ポルノグラフィの被写体にするなど |
ネグレクト | 家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かないなど |
心理的虐待 | 言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう(ドメスティック・バイオレンス:DV)など |
こうしたこどもへの虐待を無くしていく為の取り組みが、『オレンジリボン運動』です。
2004年、栃木県小山市で虐待によって幼い兄弟が亡くなる事件が起こりました。これをきっかけに、『オレンジリボン』をシンボルに「児童虐待のない社会を目指す活動」が全国に広まっていきました。
11月は「児童虐待防止推進月間」です
こうした取り組みの1つとして、毎年11月は『児童虐待防止推進月間』と定められました。
全国であらゆる取り組みが行われていく予定です。
横須賀市も、11月には下の取り組みを行ないます。
児童虐待防止推進月間キャンペーンのとりくみ
- 宣伝カーによる広報活動
11月4日(火)~21日(金)に実施します(土日を除く)。
市内全域 - ポスターの掲示
11月中、市内の広報掲示板、健康福祉センターなどに掲示します。
今年の標語は「ためらわず 知らせてつなぐ 命の輪」です
さらにもう1つ。
11月まであと5日間ありますが、今日は横須賀中央ワイデッキにて大きなイベントが行われました。
毎年恒例となりました『オレンジリボンたすきリレー』と『街頭キャンペーン』です。
ボランティアのみなさんたちと「街頭キャンペーン」を行ないました
ワイデッキを会場にして、児童虐待防止を訴えるチラシ・ティッシュ・オレンジリボンを配布しました。
こども家庭福祉にかかわる関係者のみなさん、そしてロータリークラブのみなさんをはじめとするボランティアの方々と一緒に活動しました。
さらに、『ホンキー・トンク』(知的しょうがいをもつ人を主体とした音楽クラブ)のみなさんによる打楽器の演奏も行われて、今年もとても盛り上がりました。
フジノはチラシをガンガン配りまくりましたよー!バッチリです。
メインイベントの「たすきリレー」は今年も大成功でした!
そして、メインイベントである『オレンジリボンたすきリレー引継ぎ式』も大成功に終わりました。
たすきリレー実施の目的
こども虐待は、いち援助者、いち機関あるいはいち専門分野のみで解決される問題ではなく、多くの機関・分野の方々の協働と、市民の方々の理解と協力が不可欠です。
そこで、こども虐待防止の象徴である『オレンジリボン』をたすきに仕立て、これを身に着け走り、リレーすることで、皆の心をひとつにすれば大きな力になることを証明し、子ども虐待防止への市民への呼びかけとその実現を目指します。
年を追うごとに規模が大きくなっていく『オレンジリボンたすきリレー』。
今年は、あらかじめ宣伝の動画も作られました(顔なじみの関係者のみなさんが出演していてなんか嬉しいです)。
コースも『都心』『湘南』『鎌倉・三浦・横須賀』の3つとなり、ゴールである山下公園を目指して走ります。
横須賀中央から追浜へスタート!
『鎌倉・三浦・横須賀コース』は、
(1)鎌倉の大仏様の前からスタートしたランナーたち
(2)城ヶ島からスタートしたランナーたち
この2つのたすきが、横須賀中央で1つになります。
10:45頃に京急久里浜駅前商店街でたすきを受け継いだランナーのみなさんが、無事に11:45、横須賀中央駅前広場に到着しました。
横須賀中央をスタートして、約1時間後にサンビーチ追浜でたすきを引き継ぐ予定です。
ランナーのみなさんが無事にゴールしてくださいますように見送りました。
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こうした啓発活動だけでなく、毎日の実践活動がこどもへの虐待を必ず減らしていきます。
どうかあなたも力を貸して下さいね!