市議会議員宛に報告がなされました
担当部長から全市議会議員宛に、以下の報告がなされましたのでご報告します。
(*前回のブログ記事以上の新しい情報は特にありません)
政策推進部渉外担当部長
防衛大学校開校祭に伴う航空機の事前訓練飛行の騒音について
昨日実施された、防衛大学校上空における航空機の事前訓練飛行に関する本市の対応について、報告します。
記
【平成26年11月5日(水)】
基地対策課長から、防衛大学校総務部総務課長に対し、電話にて、多くの市民が不安を覚えていることを伝えるとともに、次のとおり申し入れた。
- 地域住民への配慮、安全の徹底
- 飛行予定等の地域住民への周知の徹底
- 市への事前情報の速やかな提供
【平成26年11月6日(木)】
防衛大学校総務部総務課長が来訪し、地域住民に迷惑をかけたことについて謝罪し、今後の飛行計画について防衛大学校のホームページに掲載したこと、また今後については、地域住民に十分配慮するとともに、昨日の飛行について次のとおり説明があった。
- 11月5日(水)12時30分頃、航空自衛隊 F-15、2機が、高度360メートルを飛行し、複数回旋回した。
- 地域に迷惑をかけたので、開校祭当日(11 月9日)は上空の通過だけに変更した。
あらためて、基地対策課長から、多くの市民が不安を覚えたことを伝えるとともに、今後についても、地域住民に配慮し、安全に万全を期すこと、飛行予定等の地域住民への周知の徹底、市への事前情報の速やかな提供を申し入れた。
以上です。
フジノからのお願い/市民のみなさま、インターネットが使えない周りの方にも教えてあげて下さい。
昨日のブログ記事を紹介するフジノツイートを拡散して下さった全てのみなさまに心から御礼を申し上げます。
横須賀市の基地対策課が動いて、防衛大学校も動いたのは、明らかにみなさまのおかげだとフジノは感じています。
ブログのアクセス解析を見ると、昨日はあの記事だけで2000件ものアクセスがありました。
さらに今日に入っても、夕方16時現在で、あの記事に対して1500アクセスがありました。
2日間合計3500件ものアクセスがあったことは、基地対策課にもお伝えしました。
それだけたくさんの方々が本件に強いご不安を感じられたのだ、という客観的なデータになりました。
そうした現実を動かす原動力になったのは、インターネットやツイッター上のみなさまです。
(もちろん、携帯電話にも直接のお電話を多数いただきましたけれど)
そして、横須賀市が公式ツイッターアカウントとホームページ上で情報を発信したのも、みなさまのおかげです。
みなさまの声がフジノを後押しし、市役所を動かしたのだと感じています。
ありがとうございました!
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そんなみなさまに、お願いがございます。
インターネットを使えるみなさまは、昨日も爆音のすぐ後にフジノのツイートを観て
「ああ、自衛隊のテスト飛行ね」「有事が起こったわけじゃないのか」
と分かって安心したとおっしゃって下さいました。
けれどもインターネットに接点が無い多くの方々は、昨日の爆音が一体何だったのかを今もご存知ありません。
フジノはけさ横須賀中央駅で高校生たちが「昨日オスプレイ飛んでたよね」と話すのを聴いたくらいです。
そんな訳で、みなさまに甘えさせていただくようで恥ずかしいのですが、お許し下さい。
開校祭当日(9日)には再び自衛隊の戦闘機が、先ほどブログ上でお示ししたコースの上を通過します。
昨日のテスト飛行ほどの爆音では無いはずですが、再び市民のみなさまが爆音にご不安を感じることと思うのです。
そんな時、『情報強者』であるみなさまは
「大丈夫!あれは防衛大学のお祭りの為の飛行なんだよ」
「予定表も発表されているし、すぐ終わるらしいよ」
「すごい爆音だけど、あれは計画通りに行われているもので、緊急事態ではないよ」
と、周りの方々にも教えてあげていただきたいのです。
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本来ならば、これは政治・行政がなすべきことです。
でも現状では、『情報強者』のみなさまにお願いする以外に、他に取れる手段がフジノには浮かびません。
どうかお願いですので、『情報強者』のみなさま、インターネットにアクセスできない(それこそ災害時には要援護者になる)方々に、こうした情報を伝えてあげて下さい。
心からお願いします