※書きたいことは本当にあふれるほどたくさんあるのですが、市長への一般質問を12月議会で行なう為の発言通告書のしめきり3日前なので、どうか数枚の写真とメモ程度ですがお許し下さい。詳しくは後日アップし直します。
東京大学駒場キャンパスへ
学童保育まつりを途中退出して、東京大学駒場キャンパスへ向かいました。
今日は、イタリアから本当に素晴らしいお客さまがいらして講演をして下さるのです。
精神保健医療改革の世界的リーダー、ロベルト・メッツィーナさん
ロベルト・メッツィーナさんです!
ロベルト・メッツィーナ(Roberto Mezzina)
WHOメンタルヘルス調査研修コラボセンター(トリエステ)長。
南イタリア・バーリ大学を卒業し、1978年にフランコ・バザーリアのトリエステ・サンジョヴァンニ病院に赴任。同病院の脱施設化(deistituzionalizzazione)、病院に代わるコミュニティ・サービスの発展に尽力。
2014年春、トリエステ精神局長に就任。バザーリアの「思想と実践」を引き継ぐ新リーダーに。
2009年秋からWHO調査研修協働センター長として、世界中の「精神病院の脱施設化」「精神病院に代わる地域密着型サービスの発展」を支援。2013年はデンマーク、チェコ共和国、オーストラリア、ニュージーランドの精神保健改革をサポート。
2001年から精神保健国際協働ネットワークの推進役として活動し、現在は代表。
世界各国(イタリア、ベルギー、スペイン、イギリス、アイルランド、フランス、スロヴェニア、ブルガリア、オランダ、ノルウェー、スウェーデン、スイス、スロヴァキア、セルビア、ギリシャ、フィンランド、ルーマニア、アルバニア、アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、インド、スリランカ、パレスティナ、イラン、ブラジル、そして今回の日本)の研究所、大学、精神保健サービス機関などから講師、基調講演者として招聘される。
専門分野:
脱施設化、地域サービスの組織化、クライシス介入、精神疾患の治療への統合アプローチ、コミュニティ・ケア、リハビリテーション、利用者参加型の諸活動、疫学研究、認識論、質(クオリティ)の保証、司法精神医療への批判的検討。
(パンフレットの紹介文より)
精神科医療改革で世界の先頭を走るイタリアの、今のリーダーがメッツィーナさんです。
つまり、世界のリーダーがこの方なのです。
映画『むかしMattoの町があった』の自主上映運動を続けて、2年が経ちました。
2周年を記念して、そしてあまりにも立ち遅れた日本の精神科医療を改革する『蟻の一穴』とする為に、企画されたのです。
650席の会場は、2階席までほぼ満席。立ち見もたくさん出ていました。
実は、事前の申し込みだけで500名を超えていました。当日申込みの方も100名以上来て下さいました。ありがとうございます!
通訳をはさみながらの講演でしたが、メッツィーナさんのお話はとても分かりやすかったです。
- 『生活の場』から切り離されないクライシス対応
- 苦しみには『意味』があり、『ニーズ』をあらわしている
- クライシスこそ、関係性を取り戻し、ネットワークにつなげる『絶好のチャンス』
日本にも24時間365日のセンターを、地域ごとに設置したいです。
大阪でも講演があります!
メッツィーナさんは大阪でも講演して下さいます!
ぜひ関西のみなさま、参加して下さいね。
- 日程:2014年11月22日(土)
- 時間:13時30分~16時45分(開場13時)
- 場所:クレオ大阪西 ホール
(大阪府大阪市此花区西九条6丁目1−20)
※アクセス JR環状線・阪神なんば線「西九条駅」より徒歩3分 - 定員:386名
- 参加費:500円
- 懇親会:3500円程度
- 申込先:http://kokucheese.com/event/index/209897/
- 共催:
バザーリア映画を自主上映する180 人のMattoの会
大阪精神医療人権センター
大阪弁護士会 - 後援:
ACT-K / おおいしクリニック・訪問看護ステーション開く・株式会社レクスド
問合せ先:
ロベルト・メッツィーナ大阪講演会事務局
E-mail peppe.osaka@gmail.com
Fax 06-6313-0058