(前の記事から続いています)
最終的な投票率は、前回を下回りました
正式に、最終投票率も発表されました。
37.74%です。
松戸市の有権者の10人に約4人しか投票に行っていません。とても低い投票率です。
参考:横須賀市の場合
- 2011年 47.98%
- 2007年 52.59%
- 2003年 53.10%
- 1999年 52.58%
一般的に、投票率が高くなると「新人」が当選しやすくなる、と言われています。
何故かというと、現役の議員には「固定票」があるので、そのまま投票率が横ばいならばそれは「固定票」が入っただけだからです。
松戸市議会議員選挙の前回の投票率は、41.11%(2010年)でした。
「4%も投票率が下がると、新人候補にはかなり不利な状況だ」
というのが選挙に詳しい方のコメントでした。
第2報が出ました。開票率43.33%
ツイキャスの画面からでは、票の束の数までは見えません。
まわりの方々の話し声からどうもDELIさんの票の束が一気に積み上げられていると聴こえました。
何と言っても、前代未聞のアルファベットでの立候補のDELIさん。
- DELI
- デリ
- でり
- 本名
この4つのどの書き方でも「DELI候補への1票」と認められることは確認済み。
でも「DERI」だったら?どうみても他の候補者に投票したわけじゃないけど、スペルが違う。こういう時はカウントするかしないべきか。
そういう未確認票の扱いが確定していくと、票の束がどさりと置かれます。
そして22時30分になりました。第2報の読み上げです。
DELIさんは「800票」、開票率は43.33%でした。
44人当選するところに60人が立候補しています。
700票以下は18名でした。
つまり、半分の票が開いたところで、DELIさんは当選するかしないか、全く分からない状況なのです!
フジノにとって、これは『予想外の展開』でした。
すぐに当選するのではないかと、甘い気持ちを持っていました。
ヤバイかもしれない。いや、諦めちゃいけない。
ドキドキとフジノの鼓動が大きくなってきました。
(つづく)