議会制度検討会の報告書が出されました
本日11月18日、『議会運営委員会』が開かれました。
メインの議題はまもなくスタートする12月議会の運営についてですが、それに加えて、大切なことがいくつか議題にあがりました。
その1つが、『議会制度検討会』での議論の結果をまとめた報告書です。
横須賀市議会では4年間の任期中、この『議会制度検討会』で議会改革を議論し続けます。
随時、出された結論の中から「今すぐできることは今すぐ実行していく」という形で、取り組みを進めてきました。
こうした真摯な議論がずっと続けられてきたことは、とても大切なことだと感じます。
「議員定数は現行どおり」との結論になりました
市民のみなさまの関心が高い『議員定数』については、2年半にもわたって検討されてきました。
2年半の議論の結果、今日出された報告書では「現行どおり41名とするべき」との結論が明記されました。
議会運営委員会の閉会後には、市議会議長らによって記者会見も開かれました。
「基地のまちという特性を考えると、現行どおりが良いのではないかという結論に至った」とのことです。
4年前の「議員定数はカットすべき」の議案にフジノは賛成しました
しかし、フジノはこの結論には反対です。
『議会制度検討会』のメンバーは交渉会派によって構成されていて、無所属のフジノはそもそも議論にも参加していません。
さらに、4年前に議員提出で出された「定数を37名に減らすべき」という議案にも賛成しています。
横須賀市議会基本条例中改正について
横須賀市議会基本条例の一部を次のように改正する。
平成22年11月29日提出
横須賀市議会議員 上地克明
横須賀市議会基本条例の一部を改正する条例
横須賀市議会基本条例(平成22年横須賀市条例第38号)の一部を次のように改正する。
第5条第1項中「43人」を「37人」に改める。
附則第3項のうち横須賀市議会委員会条例(平成14年横須賀市条例第44号)第2条に1号を加える改正規定中「43人」を「37人」に改める。
附則
- この条例は、次の一般選挙から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。
(1)附則第3項のうち横須賀市議会委員会条例第2条に1号を加える改正規定の改正規定 公布の日(2)次項の規定 平成23年5月2日
- 横須賀市議会委員会条例の一部を次のように改正する。
第1条第1号中「11人」を「10人」に改め、同条第2号中「11人」を「9人」に改め、同条第3号中「10人」を「9人」に改め、同条第4号中「11人」を「9人」に改める。
(提案理由)
議員の定数を改めるため、この条例を改正する。
この議案に賛成したのは、わずか6名。
一柳洋議員、上地克明議員、佐久間則夫議員、野村隆弘議員、浜野雅浩議員、そしてフジノです。
否決されました。
その結果、議員定数は41名に決まりました。
こうして、この4年間(2011〜2014年)の横須賀市議会は、41名のメンバーでした。
新たにフジノも賛成者となり「37名に減らすべき」との議員提案をします
フジノは、4年前の時点ですでに「37名に減らすべき」という意見でした。
当然、今回の「41名のまま現行どおりで良い」という意見に賛成できるはずがありません。
そこで新たに上地克明議員を筆頭提案者に、一柳洋議員・山城保男議員とフジノの3名を賛成者にして、議員提出で「議員定数を37名へ減らすべき」という議案を出します。
議案は、11月27日からスタートする本会議にて提出されます。
採決は、11月28日の本会議2日目の予定です。
4年前は一緒に「賛成」してくれた浜野雅浩議員をはじめ、この4年間、「議会改革を訴えてきた若手議員」がたくさんいますので、ぜひご賛同していただきたいと思います。
この12月議会で、市長・副市長・教育長ら常勤特別職はボーナスをアップさせる議案を出します。
フジノは絶対に反対です。
市民のみなさまの暮らしぶりが良くなったとは全く思えないのに、何故、市長らのボーナスを上げねばならないのか。
全くその神経が理解できません。
この全国ワースト1位の人口減少を招いた責任をとって、むしろ市長も市議会も、議員定数も減らし、ボーナスアップも無しでいくべきです。
「市民に寄り添う」と市長はたびたび口にしますが、行動で示してほしいです。
フジノは「市民に寄り添う」なんて口にはしませんが、行動で示します。
市民のみなさま、11月28日の本会議での採決の結果に注目していてくださいね。