ご注意下さい!横須賀市はインフルエンザの「流行期」に入りました
毎年、小中学校でのインフルエンザの流行状況を発信してきました。
今年はさらに力を入れて
「フジノはインフルエンザの感染を本気で防ぎたいんです!」
と宣言して、例年以上に積極的な情報発信を行なってきました。
しかし…無念です。
早くも今日、健康部長から「横須賀市はインフルエンザの『流行期』に入った」との報告を受けました。
報告は以下のとおりです。
健康部長
インフルエンザの流行について
横須賀市において、インフルエンザが『流行期』に入りました。
2014年第47週(11月17日~11月23日)の感染症発生動向調査で、インフルエンザの定点医療機関あたり報告数が1.14人(定点数/14か所、報告数/16 人)となりました。
流行開始の目安としている1.00を上回ったことから、市内においてインフルエンザが『流行期』に入ったと考えられます。
昨シーズンは2014年1月6日~1月12日(2014年第2週)に流行期に入りましたが、今シーズンは1ヶ月半ほど早い流行開始となりました。
※「定点医療機関」とは、流行状況を把握するため、感染症の発生件数を報告いただいている医療機関です。インフルエンザは14か所の医療機関が定点医療機関となっています。
※数字は1定点医療機関あたりの報告人数
横須賀市全体の状況(第47週)
横須賀市は保健所設置市ですので、詳しい情報がいろいろあります。
こちらは、11月17日~23日(第47週)の状況です。
『インフルエンザの定点医療機関あたり報告数』が、先々週は0.64人だったのですが、先週は1.14人と倍増してしまいました。
この数字の変化によって、警報が出されます。
名称 | 1医療機関あたりの新規患者数 |
---|---|
流行無し | 0.0~9.9 |
注意報 | 10.0~29.9 |
警報 | 30.0以上 |
みなさまへ/ぜひこまめに手洗いとうがいをお願いします
どうかみなさま、ぜひこまめな手洗いとうがいをお願いします!
それだけでも予防効果は大きくあります。
感染力が強いインフルエンザですが、その対策の基本は下の3つです。
- こまめな『手洗い』と『うがい』、『咳エチケット』をこころがけて下さいね!
- 予防接種も有効です!
予防接種には『感染しても発症をある程度おさえる効果』や『インフルエンザにかかった場合の、重症化を予防する効果』があります。特に、ご高齢の方々や基礎疾患のある方など重症化する可能性が高い方には、効果が高いと考えられます。
- 集団生活を送られている方はぜひご注意を。
集団生活を送る保育園・幼稚園・学校や高齢者施設では、感染が拡大する可能性が高いので、ぜひご注意をお願いします。
厚生労働省が発表した『平成26年度・今冬のインフルエンザ総合対策』です。よろしければご一読下さいね。
下の画像は厚生労働省が作ったポスターです。
前回のブログでは、横浜市のゆるキャラ『ヘルスィ』くんとのコラボポスターを紹介しましたが、今回は、厚木市のゆるキャラ『あゆコロ』ちゃんです。
全国のゆるキャラと、インフルエンザ対策のキャラクターである『マメゾウくん』と『アズキちゃん』のコラボポスターが作られています。感染症のことでお困りの時やお悩みの時はこちらへ
厚生労働省が新たに『感染症・予防接種相談窓口』をスタートしています。
厚生労働省「感染症・予防接種相談窓口」
インフルエンザ、性感染症、その他感染症、予防接種全般について相談にお応えします。
- 電話番号 03-5276-9337
- 受付日時 午前9時~午後5時
※土日祝日、年末年始を除く
※行政に関するご意見・ご質問は受け付けておりません。
※本相談窓口は、厚生労働省が業務委託している外部の民間会社により運営されています。
予防接種と、こまめな手洗い&うがいをこころがけて、この冬を元気にのりきっていきましょうね!