「予算決算常任委員会・全体会(最終日)」でした
まもなく12月議会も終わりが近づいてきました。
1ヶ月の会期も、残された日程は、あと2つだけです。
今日は『予算決算常任委員会・全体会』(最終日)でした。
この委員会の仕組みが分かりづらいので、毎回ご説明をしています。
『予算決算常任委員会』では、『予算に関わる議案のみ』を審査します。残りの議案は、4つの常任委員会で審査します。
上の図のように『予算決算常任委員会』は、『分科会』と『全体会』に分かれています
数日間に分けて全ての『分科会』が議案審査を終えると、最終日に『全体会』を開きます。
そして『採決』を行ないます。
フジノの議案への賛否をご報告します
フジノの賛否と、他の議員・会派の賛否は下の表のとおりです。
フジノは下の2つの議案に反対をしました。
番号 | 議案の名前 | フジノの結論 | 最終結果 |
---|---|---|---|
109 | 長井海の手公園ほか1ヶ所の指定管理者の指定について |
× |
○ |
110 | 一般会計補正予算(第4号) |
× |
○ |
『長井海の手公園ソレイユの丘』の新しい指定管理者を決める議案が出されました。
『吉田市長によるハコモノ改革の1つの答え』です。
しかし、フジノは『分科会』での質疑を聴いても、納得できませんでした。
- 『長井海の手公園ソレイユの丘』と『荒崎公園』をセットで指定管理に出すべきではないこと
- 指定管理料(市が事業者に支払うおカネ=税金)が最も高い提案をした事業者をあえて選んだこと
その他にも納得できないことがいくつもありました。
これが議案109号に反対した理由です。
また、議案110号はこれに連動した補正予算だから反対しました。
これから先ずっと『長井海の手公園ソレイユの丘』の新しい指定管理者に支払う金額を『債務負担行為』として計上したからです。
『債務負担行為』とは、近い将来に必ず支払うことが明らかな税金の金額を計上しておくことです。企業会計で言うところの『負債』に似た概念です。
以上のことから2つの議案に反対をしました。
しかし、フジノを除く他の全議員はこの2議案には賛成しました。
その結果、賛成多数で可決されました。