今夜も「ひとり自殺対策街頭キャンペーン」を行ないました
今夜もフジノは『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』を行ないました。
12月のクリスマス前から新年の三が日が明けて市役所が開くまで、毎年フジノは『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』を行なっています。
市民のみなさまのお困りごとや悩みごとを一緒に解決していく為に、市役所にはあらゆる問題に対応する為に相談窓口があることを具体例を挙げてご説明しました。
そして、平日17時以降や土日祝日の市役所が閉じている間は、365日年中無休で深夜0時までオープンしている『横須賀こころの電話』がみなさまの声を聴かせていただいていることをお伝えしました。
どんなささやかなことでも、悩んでいることや困っていることがあれば、お話して下さい。誰にも言えないようなグチであっても大丈夫です。ぜひ、市役所、もしくは横須賀こころの電話にお話して下さい、とお願いしました。
あなたが払った税金で運営されている「公的な電話相談」です
毎回フジノが必ずお伝えしていることがあります。
それは、民間団体の運営している『いのちの電話』と、横須賀市が税金によって業務委託している『横須賀こころの電話』の『大きな違い』についてです。
- 『横浜いのちの電話』や『川崎いのちの電話』などを運営しているのは、『一般社団法人日本いのちの電話連盟』という民間団体であること。
- 『いのちの電話』の運営資金は、世間のみなさまからの寄附と自主事業がメインであること(公的な補助金が出ているところもあります)。
- 一方、『横須賀こころの電話』は『横須賀市の事業』であること。
- つまり、運営資金は『市民のみなさまの税金』だけ、であること。
実際の運営こそ、横須賀市が『NPO法人三浦半島地域精神障がい者の地域生活を支える会』に『業務委託』をしています。
民間団体が寄附を中心とした資金で行なっている相談電話と、市民の税金で市の事業として実施している相談電話とは決定的に異なります。
このまちの市民であるあなたは、横須賀市に税金を支払っています。
あなたの税金が原資(約1500万円です)で、『横須賀こころの電話』は運営されているのです。
つまり、『あなたのお金』で運営されているのです。
言うならば、あなたは『出資者のひとり』なのです!
だからこそ、上司のグチでも恋愛の悩みでもどんなことでも「つらいなぁ」「誰かに聴いてほしいことがあるのに」というお気持ちの時には、堂々とお電話して欲しいのです。
悩みごとを他人に打ち明けたり、自分の本音を第三者に言うのは、とてもハードルが高いものです。
でも、『あなたの為の電話』なのです。
あえて大げさに言います。あなたからの電話を待っているのが『横須賀こころの電話』なのです。
どうか、お電話してください。つらいお気持ちを少しでも軽くしてほしいのです。
お願いします!
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今日も何人もの方からご相談を頂きました。
市役所が開いたら対応できることはさっそく明日、アクションを起こします。
制度を大きく変えねばならないようなご相談は、時間が長くかかってしまいますが、絶対に変えていきます。
どうか、みなさまが年末年始を少しでもハッピーな気持ちで過ごせることをこころから願っています。