早くも「クリスマス」ですね、今年も終わりが近づいてきました
今日12月25日は、クリスマス。
12月21日からスタートしたひとり自殺対策街頭キャンペーンも、早くも5日目となりました。
あっという間に年があけそうな師走のスピード感、忙しさに負われています。
たまには「夕方」の街頭キャンペーンもアリですね
さて、今夜は19時すぎに都内に行かねばならない用事がありまして、フジノの今日の『ひとり自殺予防街頭キャンペーン』は時間帯を早めて夕方からスタートしました。
ふだんは、なるべく『深い時間帯』に、『残業を終えて市外から帰ってくる市民の方々』に向けて、ワイデッキで実施することが目的に合致している、と考えています。
横須賀中央駅の改札を出た所に直結しているペデストリアンデッキが、ワイデッキです。
ワイデッキには、ぐるりと360度、たくさんのベンチが設置してあります。ここで待ち合わせをしたり、のんびりと過ごしている方々がいらっしゃいます。
でも今日のように、時々はターゲットを変えて、夕方の『お買い物帰りの方々』や『市内勤務で帰宅する方々』向けにお話するのもアリなのかな、と感じました。
あえて場所も、ワイデッキ下の広場(イルミネーションが飾られた樹が真ん中に植えられています。ベンチは無くて、ふだんは通りすぎていくだけのスペース。でも週末はイベントを開催したりできるくらいの広さです)に変えてみました。
その結果、意外や意外、『街頭キャンペーン』を聴く為に足を停めて下さる方々や、ワイデッキの上からもフジノのマイクを聴いて下さる方々がたくさんいらっしゃいました。
はじっこで話しているフジノに向かって、広場の向こう側からわざわざやってきて握手を求めて下さる方も複数いらっしゃいました。
そして最後に『街頭キャンペーン』を終えると、ワイデッキの上で聴いていて下さった方々からは、拍手が起きました。
少なくとも今日のフジノの『街頭キャンペーン』の訴えは、ワイデッキ上の方々や下の広場の方々には届いた、ということなのかもしれません。
拍手は…フジノにはふさわしくありません
でも、天邪鬼なフジノは、とても複雑な気持ちでした。
本来、政治と行政がしっかり自殺対策に取り組んでいれば犠牲者も減ります。
しかし、減らせていないから(イコール政治がダメだから)、せめてフジノが『横須賀こころの電話』を周知して回っているのです。
つまり、政治家の一人であるフジノは、これだけ多くの自殺による犠牲者を生み出した責任を負うべきひとりなのです。
そんなフジノが拍手を受けるべきではない、ご遺族の想いを自分自身の立場として分かっているフジノは、この拍手を受けてはいけないのに、と感じました。
●
みなさま、拍手や握手、温かいみなさまのお気持ちが伝わってきて、とてもありがたいです。
ありがとうございます。
でも、政治家であるフジノはこの横須賀の厳しい現実を変えられなかったひとりなのです。
フジノは、拍手には値しません。
お気持ちだけでけっこうです。
そして何よりもフジノは、演説を聴いて欲しいのではなくて、『横須賀こころの電話』をご利用していただきたいのです。
みなさまに笑顔で年末年始を迎えていただきたいのです。
それだけが政治家としてフジノが望んでいることです。
どうか、ご理解下さいますよう、深く深くお願いいたします。