若年性認知症支援者の2015年度活動予定をご紹介します
横須賀市では、65才未満で発症する『若年性認知症』の支援に、民間団体のご協力を頂いて取り組んできました。
若年性認知症のあるご本人(当事者)によるピアサポートの集いである『よこすか若年認知症の会タンポポ』も結成されています。
そして、福祉部高齢福祉課では『若年性認知症支援者講座』を開催、修了した方々を『若年性認知症支援者』と呼んでいます。この『支援者』のみなさまにサポートをして頂きながら、2ヶ月に1回のペースで活動を行なっています。
2月に開催した『若年性認知症支援者連絡会(第2回)』にも35名もの方々が集って下さいました。
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さて、4月に入り、新年度になりました。
2015年4月~2016年3月までの年間活動予定をご紹介いたします。
講座を修了した方々はもちろん、「新たに講座を受講して自分も支援者になりたい」という方もぜひご参加くださいね。
2015年度・若年性認知症支援者の年間活動予定
65歳未満で発症する若年認知症は働き盛りが多く、高齢期の認知症と異なる様々な問題を抱えます。
若年認知症の方の社会参加には周囲の配慮やサポートが必要です。
支援者の活動は始まって間もないため、出来るだけ多くの支援者が体験を積み重ね、活動にご参加くださいますようお願い申し上げます。
- 会場:横須賀市立総合福祉会館(※日程によって部屋が異なります)
- 名称:
(1)『よこすか若年認知症の会タンポポ』本人のつどい
(2)『若年性認知症よこすかのつどい』本人のつどいと介護家族交流会 - 活動時間:10:00~16:00(本人と介護家族は11:00~15:30)
- 活動内容:本人と一緒に近くの庖舗に昼弁当の買い出し、敵歩、歌、創作、懇談等
- 服装:ズボンで軽装、歩きやすい靴
- 昼食:弁当は当日会場で受け付けますが、持参ちOK
日付 | 会場 | つどいの内容 |
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2015年4月19日(日) | 5階・視聴覚研修室 | (1)本人のつどい |
2015年6月20日(土) | 5階・第2研修室 | (2)本人のつどいと介護家族交流会 |
2015年8月1日(土) | 5階・視聴覚研修室 | (1)本人のつどい |
2015年10月24日(土) | 7階・第4会議室 | (2)本人のつどいと介護家族交流会 |
2015年12月13日(日) | 5階・視聴覚研修室 | (1)本人のつどい |
2016年2月20日(土) | 7階・第4会議室 | (2)本人のつどいと介護家族交流会 |
*当日、活動にご参加いただける方、事前に下記までご連絡ください。
(連絡先)横須賀市福祉部高齢福祉課・家族支援係
電話046-822-8291
FAX046-827-3398
*当日に緊急連絡がある場合は、高齢福祉課の携帯090-6543-4000にご連絡ください。
若年性認知症のあるご本人のご参加をお待ちしております
一般的に、要介護認定(要支援1~要介護5)は65才以上のご高齢の方々だけが受けるものというイメージがあります。
実際はそうではなくて、その中には、18才~65才未満の方々がたくさんいらっしゃいます。
フジノは新しい統計が発表されるたびに、毎回、『要介護認定を受けておられる方々』のデータを細かくみています。
例えば、最新の統計(2014年11月現在)では2万137名の方々が要支援・要介護の認定を受けています。
けれども、この2万137名の中には40~64才の方々が513名も含まれています。
しかしこれでも不十分です。実は、公式なデータで追えるのは40~64才だけなのです。
実際には『若年性認知症』の発症は10代~30代でも起こっています。
けれどもこれを統計的に把握しなければならないという法律そのものが無いので、横須賀市でも把握のしようが無いのです(これは本当にフジノとしては悔しいです)。
ですから、実際にはこのまちにも確実にもっとたくさんの『若年性認知症』のある方々がおられるのです。
10代での発症もありますし、働き盛りの方が発症することもありますし、誰もがいつなっても全くおかしくないものです。
そんな方々にフジノからとても強くお願いがあります。
ぜひ、『よこすか若年認知症の会タンポポ』の集まりに参加していただけないでしょうか?
一緒に外出したり、買い物したり、散歩をしてみたり、あなたのやりたいことを一緒に支援者メンバーと考えていきますので、お気軽にご参加いただきたいのです。
支援者メンバーというのは、上に記しましたが、横須賀市福祉部高齢福祉課の実施している『若年背認知症支援者講座』を修了した方々です。
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新年度の第1回は、4月19日(日)に開きます。
ぜひご参加くださいませんか。
こころからお待ちしております。