けさ、「ポスター色校正の見本」が届きました
つい先ほど『ポスターの色校正の見本』が届きました。
みなさまにも一緒に選んでいただいたポスター用の写真に、文字を入れてもらいました。
けさ、横須賀中央のスターバックスで待ち合わせて、刷り上がったばかりのものを観せてもらいました。
4年前の選挙でもフジノのピンチを救ってくれた、デザイナーで友人のMくんが、『名前』『キャッチコピー』などを入れる担当をしてくれました。
キャッチコピーも文字の色もいつもどおり全てフジノが決めました。
フジノは顔写真に一切の修正をかけません。過去の全てのポスターでもそう決めてきました。
いろいろな候補者のポスターをプロが観ると、シワをとったり、肌の色を変えたり、ほくろをとったり、修正をかけたのがすぐに分かるそうです。
フジノにとっては、しわもほくろも『自分の生きてきた証』。
何も消したり、隠したりしたくありません。
先日書いたとおりで、むきだしの『生身の自分』をみてもらいたい、と市民のみなさまに願っています。
この後の流れ
この後、どのようにしてポスターができるかというと…。
フジノの場合は、顔などの修正は全く無いので単純です。
文字の色(黄色が薄かったので、もっと明るくしてもらうことにしました)の指示を出して、これで『色校正』作業は終わり!
もう『色校正』を終えた物を再度プリントアウトしてもらう時間は無いので、このまま本印刷に回してもらいます。
この完成したポスターは、あらかじめ選挙管理委員会に2部提出しなければなりません(事前審査)。
サイズや記載事項などのルールがあるからです。
ポスターのあれこれルール
市民のみなさまから
「選挙のルールって何もしらないからフジノくんのブログで初めて知った」
と本当によく言われます。
ということで今日は『ポスター編』です。
選挙運動用ポスターのルール(公職選挙法第143号他)
- ポスターを貼ることができる場所は、横須賀市選挙管理委員会が設置したポスター掲示板に限ります。
- ポスター掲示板は市内631ヶ所です。
- どの番号に貼ることになるかは、告示日のくじ引きで決まります。
- ポスターの大きさは、長さ42センチ×幅30センチ以内でなければいけません。
- ポスターには『掲示責任者』の名前と住所を印刷しなければなりません。
- ポスターには『印刷者』の名前と住所を印刷しなければなりません。
- ポスターを貼ることができるのは告示日(4月19日)以降です。
ということぐらいかな…。
これは横須賀市の場合なので、他のまちの方はポスター掲示板の数とか違います。
候補者みんなのいちばんの苦労「ポスター貼り」
政治家に転職する前から
「選挙ポスターほどバカげているものは無い」
「政策も書いていないし、顔写真だけ見せて何の意味がある」
「廃止すべきだ」
とずっと考えてきましたし、今もハッキリとそう考えています。
選挙ポスターほど世の中にムダなものはありません。
政治家は顔やキャッチコピーで選ぶべきではなく、『政策』だけが大切だからです。
しかも、12年前に初めて立候補した時、あまりにもポスターを貼る場所の多さに驚きました。
631ヶ所ですよ!
12年前の初選挙の時、フジノは歩きながら自分ひとりで貼っていこうかとはじめは思いました。
でもすぐに7日間の選挙期間全てを使ってもムリだと思い直しました。
そこで、毎回、市外を中心とした友達にボランティアをお願いして貼ってもらっています(みんな本当にありがとう!)。
631ヶ所の掲示板の中には、それぞれとても近くてバカバカしい掲示板もあります。
公園の壁の高い位置にあって、貼る時に危ない場所もあります。
めんどくさいし、大変だし、そもそもこんなことをやって何の政策論議につながるのか理解できません。
フジノは、公職選挙法が早く改正されて(国会議員たちよ、早く法改正しろ!)、選挙ポスターなんてバカげたものを廃止すべきだと強く願っています。
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残り時間、あと13日。
やれやれ。何だか準備だけで疲れきってしまいました。
「『政策を訴えること』こそが『本当の選挙』であるべき」なのに。
まだまだやることだらけ。
果たして全ての準備が間に合うのか、とても不安です…。