ようやく「選挙公報」の原稿を書き始めました
書き出せない。
書く時間が取れない。
何かと言い訳をつけては、延ばしに延ばしていた大切な『選挙公報』の原稿書き。
けれども、アサノ先生の「100点を狙おうとするな。70点でいいんだよ」というお言葉に背中を押されて、ついに一昨日から書き始めました。
定められたフォーマットがあり、それ以外は認められません
新聞に折り込まれる『選挙公報』には、ものすごく細かな決め事があります。その為の『しおり』も配布されます。
その『しおり』は注意書きだらけで7ページにも及びます。
『選挙公報』の原稿は上のような細かなルールとともに、『選挙管理委員会が指定した用紙』があります。
この『用紙』を使わねばならないのがいつもフジノには難題です。
とにかく使いづらいんです。
この指定された『用紙』(予備は2枚だけ)に、『手書き』するか、『写植』するなどによって、枠の中にきちんと納めねばなりません。
でも、12年前初めてこの『選挙公報』の作成方法を知った時、フジノには『写植』に頼むアテはありませんでした。
今も『写植』のアテはありません。
かといって、『手書き』だとフジノは字が汚いので読んでもらえません。
(※フジノの大好きな元市議会議員の木村正孝さんは手書きしておられました)
そこで、フジノ独自のやり方なのですが
- パソコンで原稿を作成します。
- それをやや厚めのマット紙にプリントアウトします。
- その厚紙をサイズぴったりに切り取って『用紙』にノリで貼り付けてしまいます。
『厚紙』に印刷している理由は、薄いとノリの水分でふにゃふにゃになってしまうからです。
これはあくまでもフジノ独自の方法です。
他のみなさんはどうしておられるのか、尋ねたことが無いので全く知りません。
何度も何度も書きなおして、ついに文章は完成へ
こうしたルールよりもっともっと大切なのが、書く内容です。
限られたスペースしかありません。
けれどもお伝えしたいことは山ほどあります。めっちゃくちゃたくさんあります。
特に、フジノの専門分野や政策はめちゃくちゃ幅広いです。
市民の方に「どんなことにふだん取り組んでいるの?」と尋ねられると何時間でもお話できるくらいです。
その中から本当に少しだけ、1万分の1くらいだけを文章にしなければならないのです。
そんな訳で、フジノは一昨日から昨日にかけて、下書きを含めたら20回〜30回は書き直しました。
何とか書き上げて友人に読んでもらいましたが、すぐに『ダメ出し』の返事が来ました。
「これじゃあ、あまりにも分かり易すく書きすぎてあって、文章そのもので媚びている気がする」
「いや、でもおれはとにかく分かり易く書くことで、小学生にも読んでもらいたいんだよ」
「でも、もう少し固い文章にした方がいいんじゃないか?」
「分かったよ。やり直すよ」
と、いうような会話がありました。
こうしてさらに書き直しを繰り返していくと、30回くらいすぐに書き直さずにはいられないんです。
一般質問の原稿もいつもそうです。
フジノはいつもしめきりの直前の最後の最後の1秒まで、推敲の筆を入れずには居られません。
『言葉』を大切にしてこそ、やっぱり政治家ですものね。
写真の大きさも決まっています
ところで文章だけではなくて、一緒に提出する写真にも細かくルールが決まっています。
実は今回、フジノはこの『選挙公報』用の写真をすっかり忘れていました。
原稿を書き始めて「あっ!やばい!」と気がついて写真を撮影してくれたNさんに大慌てで電話しました。
そうしたら
「今回、白黒写真のこと言わないから実は心配していたのよ」
と、すぐに昨日の朝いちばんで用意して下さいました(危なかったです)。
頂いた写真をもとに、フジノ自身で定規をつかって写真をサイズぴったりになるようにハサミでカットしました。
ついに選挙管理委員会に提出に向かいました
こうして昨日夕方(あらかじめ選挙管理委員会と約束していたしめきりの時間です)に何とか完成させて、提出に向かいました。
しかし、「フジノさん、申し訳ないのですがやりなおしで…」と、痛恨の『差し戻し』。
厚紙のカットの仕方が甘かったからです。
そこで急いで事務所に帰ったところ、あの事件があったのです。
すぐにやり直して提出したかったのに…。
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警察の方々がお帰りになった後、フジノはもうとにかく必死に作業を全部やり直しました。
そして、何とか今日、無事に選挙管理委員会に提出することができました!
これでみなさまにフジノの想いがこめられた『選挙公報』が届きますからね〜!