また「長井海の手公園ソレイユの丘」で賞味期限切れの商品が売られました
本日、環境政策部長から全市議会議員宛に以下の報告がありました。
環境政策部長
環境政策部長 長井海の手公園お土産、賞味期限切れ商品の誤販売について
この度、長井海の手公園のエントランス売店にて賞味期限切れの商品を販売した事実が判明しました。
お買い求めいただきましたお客さまをはじめ関係者の皆さまに、多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
今後このようなことがないよう、販売商品の品質管理はもとより、従業員への指導の強化を図ることで、再発防止について指定管理者に対し厳重に申し入れいたしました。
詳細につきましては下記のとおりです。
記
- 商品名 三浦干物セット
- 販売場所 長井海の手公園 エントランス売店(神奈川県横須賀市長井4丁目地内)
- 販売日 2015年4月3日(金)~4月19日(日)
- 販売価格 1,300円(税込)
- 販売数 3箱(うち1箱の賞味期限切れを今回確認。ほか2箱も賞味期限切れの可能性があるため、現在、調査中)
- 賞味期限 2015年2月28日
- 判明した経緯 お客さまからのご指摘により判明し、その後、直ちに売店全商品の賞味期限確認と当該商品販売数の確認を行いました。
- 原因 陳列している商品の賞味期限のチェック漏れおよび販売時に賞味期限確認を怠っていた為
- 再発防止策 商品の納品時、陳列時、棚卸時の確認を徹底するとともに、販売時の 賞味期限日の読みあげ確認を徹底いたします。
- 対応 今回、ご指摘いただきましたお客さまへは、お詫びするとともに商品を交換させていただきました。
また、現在調査中の賞味期限切れの可能性がある2箱をお買い求めいただきましたお客さまへは、調査の結果、賞味期限切れが判明した場合には、商品の交換または商品との引き換えにより代金を返金させていただきます。
なんと2月で賞味期限が切れていた干物を4月に販売したというのです!
2ヶ月も過ぎています。
どんな商品管理を行なえば、こんなだらしがないことになるのでしょうか?
絶対にあってはならないことです。
しかも、判明したのは、買ったお客さまが気付いて下さったから。
自分たちが見つけたのではなく、買ったお客さまが気づかなければ、まだずっと賞味期限切れのものを売り続けていたかもしれません。
「わざとではない」と信じたいけれど2ヶ月もの期限切れの商品を、お客さまに指摘されるまで気づかないというのは異常事態です。
賞味期限切れの商品を買った方は判明しています。
しかし賞味期限切れの可能性のある他の2箱についてもすぐに対応しなければなりません。
一報を聴いた瞬間、「ソレイユの丘、またか!」と感じました
フジノはかつて過去にあった大きな不祥事を想起させられました。
2008年7月、『長井海の手公園ソレイユの丘』では売れ残った賞味期限切れの商品のラベルをはがして偽装していた事件がありました。
フジノは内部告発を受けたひとりでした。
その為、市と運営事業者を厳しく追求し続けました。
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今回は「意図的では無い」とのことと、前回の事業者とは違って新しい指定管理者に4月に移行したばかりということで、信用はしたいと思います。
しかし、あってはならないことに変わりはありません。
関係者の猛省を求めます。
そして、具体的な再発防止策を必ず作って市議会に示すことを求めます。
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ハコモノ3兄弟の三男坊としてずっと厳しく批判してきた『長井海の手公園ソレイユの丘』。
新しい指定管理者になって指定管理料が安くなっただけで「改革が進んだか」のようにおっしゃる吉田市長。
それは違う。
指定管理料(税金です)が安くさえなれば品質管理もできない事業者を選ぶだなんて、改革はやはり失敗ではありませんか?