ネパールで大地震が起こり、8000人以上の犠牲者が出ています
4年前、フジノは東日本大震災が起こった後、災害対策本部が閉じたのを見届けて、横須賀で最初に募金活動をスタートしました。
今回、統一地方選挙が行われたせいで報道でもやや小さく扱われているネパールでのマグニチュード7.8の大震災。
264万人の人口のうち、すでに8000以上もの犠牲者が出ていると言われています。
フジノは、居ても立ってもいられませんでした。
中越沖地震の時も、東日本大震災の時も、すぐに街頭に立ったのに。
今回は選挙のせいで募金活動が制限されてしまいました。
しかし今日午後、当選証書付与式が終わったのでその制限も無くなりました。
段ボール製の募金箱にたくさんの善意が集まりました
走って事務所に戻り、すぐに募金活動をスタートしました。
急いで作ったので段ボール箱製の募金箱です。
それでもわずか1時間のうちになんと
1万1,522円
もの善意が集まりました。
フジノは選挙管理委員会事務局などと相談しながら(政治家は自らの選挙区内に支部がある団体には寄付できません。例えば赤十字は横須賀支部があるのでNG)
今回、『日本ユニセフ協会のネパール大地震緊急募金』を募金先に決めました。
本来は、友人がいる『国境なき医師団』(すでに当日のうちに日本からも5名、先遣隊を送っています)に寄附をしたかったのですが、ネパールに使途を限定した窓口がありませんでした。使途が他のテーマになってしまうのでは困ります。
そこで、ユニセフに何度も確認してから「ネパールのみに使う」とのことで決定しました。
街頭では
「選挙が終わったばっかりなのにうるせーなー!」
と怒鳴る中高年男性もいましたが、小学生からご高齢の方まで1円玉から千円札まで本当にあらゆる形での善意をお預かりました。
放り投げるようにお金を入れていく方もいれば、まるで神様に手をあわせるかのように両手をあわせて拝んでから入れて下さる方もおられました。
東日本大震災を体験したこの国では、誰もがこころに傷を負いました。
ただ、あの時、全世界から日本は支援をしてもらいました。
だから僕は「今度は日本が恩返しをすることで、善意を世界中に循環させたい」と願っているのです。
まだ東日本大震災の被災地は復興なんかしてません(この本はフジノが尊敬するジャーナリスト・渋井哲也さんの著作で、今日ようやく入手出来ました)
「自らの国が復興しきれていないのに何故!?」というご意見があるのは承知しています。
それでもなお、他の国が同じように大震災で苦しんでいるならば、僕は支援をしたいのです。
お預かりしましたご寄付は(今回初めて知ったしくみなのですが)、コンビニエンスストアから手数料なしでユニセフに振り込みました。
明日以降も時間が取れる限り、募金活動をしたいです。
「当選初日から何やってんのよ」
とフジノに怒った女性もいらっしゃいました。
確かにフジノはこのまちの政治家ですが、このまちの政治家としての仕事はすでに毎日全力で行なっています。
それ以外のあいた時間をこの活動にあてるのですから、どうか市民のみなさまにはお許し頂きたいと願っています。
どうかみなさま、日本と縁の深いネパールの人々を助ける為に力を貸してください!
お願いします!