昨日のブログ記事の続きです。
吉田雄人市長がお友達の樋渡啓祐氏を横須賀市の地方創生アドバイザーとして雇用するのかについての結論です
本日、議会事務局を通じて、市長側から情報提供オッケーの連絡が来ました。
その『結論』を報告します。
樋渡啓祐氏が「横須賀市の地方創生アドバイザー」に就任したと自称した件の真相
- 樋渡啓祐氏はあくまでも『個人』としての吉田雄人氏のアドバイザーである。
- したがって、当然ながら樋渡啓祐氏に対して横須賀市の税金は1円も支払われない(ちなみに樋渡氏によるアドバイザー報酬は無料とのこと)。
- すでに樋渡氏は就任済みである。
以上です。
つまり、個人としての吉田雄人氏が勝手に個人としての樋渡啓祐氏に「アドバイスしてよ」と頼んだだけのことです。
お友達同士の勝手な個人的な会話に過ぎず、横須賀市の公式な市政アドバイザーでも何でもありません。
もちろん市税も1円も樋渡啓祐氏に支払うなんてことはありえません。
武雄市フェイスブックページの記述とは全く異なり「お仕事」などではなく、お友達同士での勝手なアドバイスに過ぎません。
「お仕事」ではありませんので、対価も当然発生しません。
しかし、いくつもの深刻な問題があります
これで一件落着ではありません。大変に深刻な問題がいくつもあります。
つまり、昨日のブログでご紹介した佐賀県武雄市の公式フェイスブックページには明らかなウソの記述があります。
この記述では、明らかに「横須賀市が公的な地方創生アドバイザーへの就任を依頼した」としか受け止められない表現です。
樋渡啓祐氏に関して横須賀市民の多くがネガティブな感情を抱いています。
横須賀市のことを何も知らないくせに、横須賀市民を談合呼ばわりした、官僚出身の天下り市長が樋渡啓祐氏だという評価です。
2年前の横須賀市長選挙では、市民からの信頼が厚かった元副市長の立候補者を「自民・公明相乗り」と批判しました。
それでおきながら、ご自分は武雄市の市長職を放り投げて、佐賀県知事選挙に「自民・公明相乗り」で立候補しました。
その場限りの発言を繰り返す、言行不一致の全く信頼出来ない方です。
そのような人間を横須賀市が税金で雇用するかのような表現は横須賀市にマイナスなイメージを与えます。
ただでさえ、吉田市長の失政によって人口流出が全国ワースト1位となったことが横須賀市の誇りを大きく傷つけています。
樋渡啓祐氏のような方がこのまちの『地方創生アドバイザー』に就任するかのような誤解を与える記述を、公的な存在である佐賀県武雄市の公式サイトに記されたことは、大きな損害です。
したがいまして、横須賀市議会議員としてフジノは、佐賀県武雄市に対して正式に内容証明郵便を送り、この『記述の削除』を求めます。
また、『虚偽の記述をした理由』を調査して、きちんと説明もしていただくよう求めます。
樋渡啓祐氏と吉田雄人氏には説明責任を果たすよう求めます
そして誰よりも今回の問題の張本人である樋渡啓祐氏にも、同様に、内容証明郵便を送り、『ブログの記述の訂正』と横須賀市民への謝罪を求めます。
佐賀県知事選挙に落選した後、自らの価値を高めたいが為に後継の武雄市長にペラペラとウソを話した。
それを武雄市フェイスブックページに記させた。
そんな程度の情けない樋渡啓祐氏の心理が『今回の事件の真相』なのでしょう。
しかし、絶対に横須賀市議会議員としてこんな発言を許すことはできません。横須賀市民に対する謝罪を求めます。
そして、吉田雄人市長の責任も重いです。
このようなウソを堂々と他市の公式フェイスブックページに記載されていながら、何故、削除を求めなかったのか疑問です。
吉田雄人市長が問題を起こした樋渡啓祐氏をかばうのは、2回目です。
お友達をかばうのではなくて、横須賀市民を守るのが市長の仕事です。
自らに政治献金をした人物を正規職員として改めて採用したり(事実上ふさわしくないので採用は取りやめるようにと市議会は申し入れた)、市政を私物化してばかりの吉田市長には、失望しかありません。
きちんと説明責任を果たし、横須賀市民に謝罪すべきです。
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ただでさえ、人口流出超過、超少子・超高齢・多死社会へと突入している横須賀市には問題が山積みです。
それなのに、吉田市長自らが新たな問題を増やしていってばかり。
いいかげんにしてほしいです。