横須賀市保育事業大会へ
今日は、『第48回横須賀市保育事業大会』に来賓としてお招きいただきました。
この大会では、保育士・保育教諭・管理栄養士・調理師など保育に携わるみなさまを勤続年数に応じて表彰を行ないます。
今年は、『10年以上』として1名が感謝を、『5年以上』として24名の方々が表彰を受けました。
毎年参加しているとはいえ、保育人材の確保が極めて困難なこの社会状況を思うにつけてもこうして働き続けて下さるみなさまが表彰を受ける姿を前に、毎回とても気が引き締まります。
保育に携わるみなさまがこれからも安心して働き続けられるとともに、こどもたちの成長を支える誇りある仕事だと感じ続けられるように、政治家としてさらに努力を続けていきたいです。
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第1部の最後に、大会宣言を採択しました。
採択された宣言は以下のとおりです。
大会宣言
本年4月より「子ども・子育て支援新制度」がスタートし、子どもや子育て家庭の状況に応じた支援が進められています。
このような状況のなか、横須賀市保育会は、本市の「横須賀子ども未来プラン」の理念、を基本に据え、各会員園の特性を活かし、子どもが安心して、安全に、安定した生活ができるよう、質の高い教育・養護、保護者支媛、保育の向上に向けた取り組みを進め、地域社会の期待に応えるよう努力をしていきます。
そこで、横須賀市と連携し、新制度実施に伴う取り組みや次世代育成に係る諸施策への協力、保育内容の充実と子どもの保育、教育を担う専門職としての職員の資質の向上に努め、子どもたちが心身ともに、健やかに育つことができるよう、次のことを誓います。
- 人間形成の基盤となる乳幼児期の大半を過ごすにふさわしい場として、健康・安全及び食育の重要性を認識した教育・保育の徹底に努力する。
- 質の高い保育と幼児期の教育を展開するため、多様化する保育技術等の習得と自己研鎖に努め、職只の資質の向上と職員全体の専門性を確保し、保育の質を維持・継続と幼児期の教育を総合的に提供し、子どもたちの育ちを保障する環境を実現することに努める。
- 子どもの発達過程にあわせた教育・保育内容の実施と、子どもの成長を保護者とともに喜び、保護者の状況を踏まえ、養育力の向上に結びつく支援に努力する。
- 家庭や地域社会と連携した子育て支援や、子どもの生活や発達の継続性を考え、小学校との連携を図るよう努力する。
- 横須賀市の次世代育成に関する諸施策の趣旨を理解し、その実施に努力する。
- 国が進める『子ども・子育て支援新制度』の趣旨を踏まえ、横須賀市とともに取り組むよう努める。
以上を宣言します。
平成27年10月24日
第48回横須賀市保育事業大会
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『児童憲章』が音読されるのを改めて聴き、『花のおさなご』(全國保育連合會制定保育歌)を一緒に歌い、その場に集った関係者のみなさまのお顔を間近で拝見することで、教育・保育の基本的理念を決して忘れずにがんばっていこうと感じました。
横須賀市保育会・横須賀市保育士会のみなさま、本日はお招きいただきまして、誠にありがとうございました。