補正予算案の審議が終わりました
今日は『予算決算常任委員会』が開かれました。
予算議会は1か月にわたって続きますが、まず前半戦は2015年度補正予算案(最終補正)の審査です。
今日は『前半戦の実質的な最終日』でした。
このブログではたびたびご説明してきたとおり、横須賀市議会では『本会議』での採決の前に、まずこの『予算決算常任委員会』で採決を行なうことにしています。
委員会での流れは、はじめに4つの分科会(=4つの常任委員会に対応しています)で審議された結果を、分科会長(=委員長)が報告をします。
ついで、その報告に対する『質疑』、全ての分科会にまたがる内容についての『質疑(総括質疑)』、『討論』、そして『採決』という流れです。
討論に立った3名全てが「横須賀市健康マイレージ制度事業の横須賀市独自のアプリ作成」を問題視
フジノが所属する教育福祉常任委員会(教育福祉分科会)から、なんと3名の委員が『討論』に立ちました。
反対の立場からは小室たかえ議員、賛成の立場からは西郷宗範議員と長谷川昇議員。
討論において3名全てが問題視して指摘したのは、フジノも大きく問題視した『横須賀市健康マイレージ制度事業の横須賀市独自のアプリ作成』についてでした。
フジノはこのアプリに1574万円も市民のみなさまの税金を使うのは無駄遣いだと判断しています。
さらに管理運営費用は毎年約300万円もかかるとのことです。とても残念な税金の使い方だと感じます。
全議員の賛否
2015年度補正予算案に対する各議員の賛否は下の通りでした。
残念ながらフジノが問題視した『横須賀市健康マイレージ制度事業の横須賀市独自のアプリ作成』が含まれた補正予算案は『可決』されてしまいました。
しかし可決されたからといって、大切なのはこれからです。
大切な予算です。
アプリ開発をする会社選び、そして実際のアプリの内容、管理運営費の在り方、継続的なバージョンアップなど、これからずっとチェックを続けていきます。
そして「それでもやはりこれは無駄な事業だ」と判断したら、その時は他会派もしっかり説得できるように努力して、これを廃止できるようにしたいです。