本日2016年3月31日をもって「婦人会館」が閉館します
吉田市長によって定められた『施設配置適正化計画』。
この中で、『廃止』が明記されていました。
ここに至るまで、『婦人会館』を愛してこられた方々は多く、たくさんの閉館反対の声がありました。
市議会にも反対を求める『陳情』が出されました。
しかし、残念ながら結論は覆りませんでした。
すでにメディアの報道でもご存知の方も多いと思いますが、本日2016年3月31日をもちまして『婦人会館』が閉館されます。
その美しい建物と庭園をせめて写真に残したいと思いました
最終日の今日。
政治家としては『婦人会館』を守れなかったお詫びに、個人としては素晴らしき歴史的文化財を目に焼き付ける為に、『婦人会館』へと向かいました。
なるべくたくさんの写真を撮って、画像だけでも遺しておきたいと思います。
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京急大津駅を降りて歩くこと三分ほどで、印象的な生け垣が見えてきます。
ココです!
懐かしい。
門を入ると、美しい庭が広がっています。
旧佐賀藩士が別荘としたそうですが、この美しい庭を愛でたのでしょうね。
でも、まずは建物の外側をじっくりと眺めましょう。
この建物は、大きく2つに分かれています。
明治40年に建設された最も古い部分が右側です。
『婦人会館』の松はどれも本当に印象的ですね。
玄関から左側と2階は、昭和14年に『浦賀船渠』の保養所にかわってから建て増しされました。
建物の裏側にも行ってみます。
そういえば、裏側に回ったのは今回が初めてでした。
市は「耐震化工事をしていない」ことも廃止の原因の1つに挙げていましたが、そもそも建築後に関東大震災を乗り越えて、さらに2011年には東日本大震災も乗り越えて、建物の損壊はありませんでした。
さて、正面玄関に戻ってきました。
次の記事では建物の中をご紹介しますね!
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(次の記事へ続きます)