さすが地元紙・神奈川新聞、アンテナが素晴らしいです
昨日のブログで報告いたしました『市立岩戸中学校への爆破予告』について、けさの神奈川新聞が報じていました。
下のとおり、横須賀市としてこの件に関するプレスリリースは一切出していません。
それにもかかわらず、独自に情報を入手して、締め切りまでのわずかな時間で取材を行なって記事にして出稿しておられます。記事中には、議員であるフジノも知らない情報も書かれていました。
改めて、神奈川新聞社の底力、そしてこの記事を書いた記者の方の取材力の高さを痛感させられました。
「全校生徒を緊急避難させた事件を情報発信しない市の姿勢はおかしい」とフジノは考えています
昨日も記しましたが、フジノは
全校生徒をグラウンドに集めて緊急下校させたような事態を市が公式に発表しなかったことは、危機管理上、間違っている
と考えています。
人の噂や断片的な情報による伝言ゲームは、とても危ういです。
3.11を経験した今、政治・行政は可能な限り市民のみなさまに対して正確な情報を丁寧に発信すべきだとフジノは考えています。
本日の児童生徒への対応と今後について
今日フジノは会議に出たり都内に行かねばならなかったこともあり、細かく教育委員会に報告を受けることができませんでした。
ここに記すのは、あくまでもお昼13時現在の情報となります。申し訳ありません。
本日の岩戸中学校への対応と、今後について
- けさはいつもより早い時間帯から先生方が生徒の登校の見守りをしました
- 横須賀市教育委員会は、指導主事(生徒指導担当)を午前中いっぱい、岩戸中学校に派遣しました
- 「朝からお昼までのところ、生徒のみなさんに不安な様子や混乱は無く、いつもどおりに落ち着いています」と報告を受けました
- 校内については、先生方が随時見回りを続けていきます
- 校外については、浦賀警察署の支援を受けて、しばらくの間パトロールは続けていきます
昨日フジノが複数の市民の方々から複数のご質問ご意見を頂きました。
「こどもたちと保護者のみなさまへの不安感にどう対応するのか?」というご質問については、現段階ではこどもたちに混乱や不安はみられないので、カウンセリングのような特別な対応は必要ないと考えています。
「そんな電話があったので、こどもたちの登下校や授業が安心して受けられない」というご意見については、校内については現場の先生方が、校外については浦賀警察署の方々が巡回(パトロール)を当分のあいだ続けて下さいます。「だから安心して下さい」とは言えないのはフジノも分かっておりますが、これ以上の対応は現時点では必要ないのではないかと考えています。
仮にいたずらだとして、その犯人探しはフジノには現時点での優先順位にはありません。
まずは、全校生徒が毎日安心して学校で過ごすことができること、保護者のみなさまも安心しておこさんを送り出せること、これが最優先です。
学校現場のみなさまは毎日生徒たちと接していますから、もしも仮に今回の爆破予告電話がこども(こどもたち)によるいたずらならば、適切に指導にあたるはずです。
現時点でフジノからお伝えできる情報は、これが全てです。
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明日以降もお知らせすべきだと判断した情報があれば、フジノはそれを全て市民のみなさまにお伝えいたします。
適切に情報をお伝えすることが不安や混乱を避ける大切な手段だとフジノは考えています。
こうしたフジノの姿勢に対してご批判があるのも承知していますが、繰り返しますが、噂話や不確かな情報によるデメリットの方が大きいとフジノは判断しております。
ご質問やご意見につきましては、何でもお寄せ下さい。
以上です。