12月議会では合計13名が市長への一般質問に立ちます
今日は『議会運営委員会』が開かれました。
いわゆる『事前議運』と呼ばれるものです。
まもなく開催される6月議会について、あらかじめ決めておく場です。
例えば、会期をいつからいつまでにするか、本会議・委員会の日程をいつにするか、一般質問の発言順番や、市長から提出される議案をどの委員会に付託するかを決めていきます。
6月議会での一般質問を行なうことをあらかじめ議会事務局に伝えたのは13名。
一般質問を行なう議員は、あらかじめ議会事務局に『質問を行なう意思表示』しなければなりません。
この13名の議員は下の通りです。
一般質問を行なう予定の議員(五十音順)
- 青木哲正
- 井坂直
- 大野忠之
- 大村洋子
- 小幡沙央里
- 嘉山淳平
- 小林信行
- 小室卓重
- 高橋英昭
- ねぎしかずこ
- 葉山直
- 藤野英明
- 山本けんじゅ
本会議は、6月8日(水)と6月9日(木)の2日間です。
どの議員がどちらの日にどの順番で質問するかは、7日(火)に開催される次回の『議会運営委員会』にて抽選で決まります。
会期は17日間、19議案が提出予定です
この6月議会では、市長から19本の議案が提出される予定です。
一般会計の補正予算案をはじめ、各種福祉施設の基準を定める条例の改正や『横須賀ごみ処理施設建設に伴う新設道路及び造成工事請負契約の変更契約締結について』などが議論されます。
フジノが注目している2つの陳情
横須賀市議会では市民のみなさまからの陳情・請願は、大切な『政策提案』と受け止めています。
この6月議会には、市民の方々からの陳情4件と請願1件も提出していただきました。
フジノが個人的に強い関心を持っているのは、まず
陳情『電動車いす利用者に対するタクシー券交付に代わるバス券の交付について』
です。
実は、同じ趣旨の陳情が2年前に教育福祉常任委員会に提出されました。
しかしこの2年前は教育福祉常任委員会にフジノは所属しておらず、陳情審査に関われませんでした。
当時の質疑を読み返すと、賛成した議員も複数おられた一方で、障がい福祉を全く理解しておられないひどい発言をして反対をした議員もいて、最終的に『審査終了』となってしまいました。
(横須賀市議会では、陳情の扱いは全員が賛成すると『趣旨了承』、全員が反対すると『趣旨不了承』、賛否それぞれあると『審査終了』となります)
フジノは今回の陳情の趣旨に賛成です。
2年前のメンバー構成とは違う教育福祉常任委員会で、ぜひ改めてこの陳情を議論したいです。
障がいのある方々の移動に関する権利をいかにして保障していくか、とても大切なテーマです。
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もう1つとても関心を持っているのが
陳情『「子どもの遊び場をつくってほしい!」子どもたちからの陳情』
です。
こどもたちから陳情が出されたのは、13年間のフジノの市議会議員生活では初めてのことです。大変に嬉しく感じています。
文書としてタイピングやプリントアウトして市議会に提出して下さったのは保護者の方々のようなのですが、こどもたちの想いを代筆して市議会に届けて下さったことはまさに社会福祉でいうところの『アドボカシー』です。
こどもたちの権利を守る上で、とてもありがたいアクションだと感じました。
この陳情は都市整備常任委員会で審査されるので、フジノは議論には加われないのですがとても関心を持っています。
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このように、本会議での一般質問をはじめ、委員会での議案・報告事項・陳情・請願・所管事項への質問など、6月議会も充実した議会になりそうです。
いつもどおり全力でしっかりとがんばります。