6月議会が今日、閉会しました
約1ヶ月続いた6月議会も本日が最終日でした。
今日の午後2時から開かれた本会議で、市長から提出された議案と市民の方々から出された請願への最終的な採決が行なわれました。
フジノは2つの議案に反対しました。
しかし、市議会としては多数決の結果、全ての議案を可決しました。
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フジノが反対して『一般会計補正予算案』には、たくさんの事業がひっくるめられていました。
1つずつ事業を取り出して、それぞれについて賛否を取ったならば、市議会が出した『結論』は違ったのではないか、とフジノは考えています。
そのまま可決されてしまったこが、とても残念です。
後日談:翌日の神奈川新聞が報じてくれました
翌日の神奈川新聞が、本会議(最終日)の様子を報じて下さいました。
昨日は、本会議の冒頭で市長が発言を求めました。
5月12日に市議会が承認した、『吉田市長の不透明な市政運営に関する調査特別委員会・中間審査報告書』(百条委員会の中間報告)を受けての『お詫び(?)』みたいな発言がなされました。
けれども、この発言もいつもの『儀式』に過ぎません。
市議会に指摘されたから、その場は謝るけれどもすぐにまた同じことを繰り返す。
それが吉田市長です。
フジノは本会議場で、市長が過去にも述べたようなフレーズの繰り返しを述べているのを聴かされて、何の感慨もありませんでした。
『法的』には問題が無いかもしれない。
けれども、市長に政治献金した民間企業の人間を市役所に中途採用して、さらに雇用の任期が切れたから永続的に採用するその面接に市長が立ち会ったのは、明らかに問題です。
市職員の採用に、市議会は絶対に口利きをしてはなりません。ルール以前の問題ですが、現在では明確にルール化されています。
市職員の採用において、家族や親戚などの縁故関係や政治献金のような特殊な関係にある立場の市幹部は面接に立ち会ってはならないのも当たり前です。
舛添都知事と同じ、『法的』に問題はなくとも『許されないこと』なのです。
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けれども、市民のみなさまはいまも気づいていないままです。
いろんな行事に朝から晩までハシゴして出まくって笑顔をふりまいている吉田市長が、どれほど問題なのかを。
それを一刻も早く知らしめるのが市議会の仕事なのですが、今のところ、成功していません。
異常に選挙だけは強い市長の旨さに、市議会は押されています。
無念です。