日本福祉大学通信教育部での学び方をご紹介します
すでにお知らせしたとおり、フジノは2018年に社会福祉士の国家試験を受験する資格を得る為に、日本福祉大学通信教育部に入学しました。
ふつうの学生よりも遅い入学となったので、5月10日に教科書が届いてようやく勉強をスタートしました。
日本福祉大学通信教育学部での場合、教科書を使って学ぶ『テキスト科目』と、インターネットを使って学ぶ『オンデマンド科目』があります。
フジノはこの1ヶ月半、4科目の『オンデマンド科目』を勉強しました。
インターネットの動画で講義を学習する方法のことで、動画はパソコン・タブレット・スマホで観ることができます。
1つの講義(例えば『社会福祉援助技術論Ⅰ』)は30コマあります。
1コマは、3本の動画(それぞれが10~20分)に分かれているので、観終えるだけで約40~60分はかかります。そして、1コマごとに『小テスト』を受けねばなりません。
さらに、10コマごとに『確認テスト』があります。
つまり、1つの講義を観終えるだけで20時間くらいかかります(けっこうゲンナリします)。
30コマ全てを観て、全ての『小テスト』『確認テスト』に合格しなければ、単位を取る為の『科目修了試験』を受けられません。
この試験は年4回(春・夏・秋・冬)あります。
6月末までが、いわゆる『春学期』でした。
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この春学期は、
- 入学が遅かった為に勉強できる期間が短かった
- 6月議会でも問題の多い議案や報告事項が多かった為、予想以上に仕事量が多かった
- あさか由香さんの応援だけのつもりだったのが、三宅洋平さんの突然の立候補で『参議院選挙』の応援にもたくさん時間を充てねばならなかった
といったイレギュラーなことがありました。
10年前に精神保健福祉士の国家試験受験資格を取る為に勉強と仕事を両立する大変さを経験していたのですが、今回は想定していた以上に大変でした。
時間の取れないフジノは、夜眠る前の時間や電車での移動時間を使って、必死に講義を観まくりました。
春季試験の結果が出ました
2つの強大な想定外(教育福祉常任委員会への所属・選挙直前の三宅洋平さんの立候補)こそありましたが、全てを覚悟の上で入学した訳です。
市民のみなさまに言い訳したくありません。
とにかく睡眠時間を削って勉強しました。
10年前と同じく、毎晩寝る前に必ず国家試験の過去問を3ページ以上解いてから寝ました。
こうして、6月末に『科目修了試験』を4科目、受けました。
試験時間は1科目60分で、フジノの場合はたまたま1日1科目だったので4日間にわたってテストを受けました。
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『科目修了試験』は自宅のパソコンで受けるのですが、その前に仕事に行って、終わらせたらすぐに電車に飛び乗って参議院選挙の応援に行くような状態でした。
そのテスト結果が今日7月15日に発表されました。
4科目とも『A』でした!
合格さえできれば良いのですが、『A』が取れたのはやっぱり嬉しいです。
毎日全力で市議としての仕事をして、その上であさか由香さんと三宅洋平さんを応援して、さらに寝る時間を削って勉強をしていましたから。その苦労が報われた気がします。
夏学期以降の、これからの予定
いわゆる学士入学(4年次編入)なので、大学そのものの卒業見込みはすでに出ました。フジノは新たに『福祉経営学士』の学位をもらえそうです。
でも、学位は目的ではありません。あくまでも卒業した後の国家試験に合格して『社会福祉士』登録をすることです。
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今年度受講する科目(実習科目やいくつかの科目に合格してからでなければ受講できない科目を除いたもの)のリストです。
- スタートアップセッション(合格)
- 福祉経営序論(合格)
- 社会福祉調査論
- 福祉行財政と福祉計画
- 社会福祉援助技術論Ⅰ(合格)
- 社会福祉援助技術論Ⅱ(合格)
- 社会福祉援助技術論Ⅲ
- 保健医療サービス
- 障がい者福祉論
- 児童福祉論
- 高齢者に対する支援と介護保険制度
- 更生保護
- 福祉経営論
あと9科目を今年度中に合格してしまうことが目標です。
それが実現できれば来年度は、『実習』と実習系5科目(相談援助演習3科目と相談援助実習指導2科目)に専念することができます。
先はまだまだ長そうです。
けれども『社会福祉士』を取得すれば、さらに市議会議員としてのフジノの仕事に深みと広がりが出ると思います。
10年前に『精神保健福祉士』を取得した時と唯一違うのは、急いでいないことです。
あの時は『自殺対策』を新たに立ち上げると同時に対策を加速させる為に、わがまちの保健所のみなさまにも資格取得をお願いする為にもフジノ自らが一発合格して見せる必要がありました。
けれども今ではフジノの提案が実現して、市職員の採用試験に『福祉職採用』が新設されて、今では『社会福祉士』『精神保健福祉士』を取得している職員が少しずつ増えてきました。
今回の受験は、あくまでもフジノ自身の知識と情報と経験を改めて棚卸しすることがメインです。もちろん一発で合格したいのですが、それだけにこだわってはいません。
フジノの仕事は、何よりも目の前の市民のみなさまに向き合うことです。
それに、10年前と比べてフジノの脳みそも体力もすっかり衰えてしまいました(苦笑)
でも、がんばります。