「教育福祉常任委員会」の決算審査は「こども育成部」を行ないました
決算議会の後半戦も、終わりが近づいてきました。
本日の『教育福祉常任委員会』では、『こども育成部』の決算審査を行ないました。
たくさんの質疑を行ないましたが、今日のブログでは1点だけ報告したいと思います。
『保育人材の確保』の大前提となる、実態把握の調査の必要性についてです。
この問題についての今日のこども育成部との質疑応答を下に紹介します。
2016年10月3日・教育福祉常任委員会での質疑
フジノの質問
『教育・保育人材確保支援事業』に関して伺います。
これは他部局にも伺っているのですが、
「人材確保と言いつつも、実際に何人足りないか、把握しているか」
とお聞きしたところ、ほかの部では、実数は把握していないというお話でした。
保育士に関しても伺いたいと思います。
市内でどれくらい保育人材が足りないのか、把握はしておられますか。
こども施設指導監査課長の答弁
その調査につきましては、同様のような御提案を平成28年の第1回定例会で藤野委員から、『処遇改善』の部分ということがありましたので、あわせて『保育士の確保』ということで、今回調査をかけて、今現在集計中でございますので、すみやかに集計次第、本委員会で御報告させていただきたいと思います。
フジノの発言
ぜひ報告を期待したいと思います。
おお、やりました!
今年3月議会でのフジノの提案を、こども育成部が実施してくれていることが分かりました。
「保育人材の確保」の為にはまず実態調査が必要不可欠だ
保育人材が不足しているという危機感は、政府だけでなく横須賀市も同じく持っています。
けれども、
「それではどれだけ不足しているのか」
「どのような原因で不足に陥っているのか」
という実態調査は行なっていないことが明らかになりました。
この点を、2016年3月議会で厳しく追及しました(4月4日のブログでその内容を紹介しました)。
提案を受けて、市内の保育園に対して調査を行なってくれたことは高く評価したいです。
まずは、こども育成部のみなさん、調査を実施して下さってありがとうございました。
集計が終わりしだい議会に報告するとのことなので、フジノとしては一刻も早い報告を待ちたいと思います。
保育士のみなさんの処遇を改善し、離職率を下げることは、こどもたちの為に不可欠です。
保育士のみなさんの現状がどのようなものなのか、離職率の高さの原因を分析していかにして対策を打っていくか、保育人材の確保の為に為すべきことを検討していきたいです。