(その1)から続いています。
全国からお寄せいただいたメッセージを読み上げました
さて、第2部は全国からお寄せいただいたメッセージをみんなで読み上げていきました。
これこそ『多様な性にYESの日』の活動の原点なのです。
今でこそパネル展示や講演会やチラシ配りなどいろいろな形で活動が広がっていきましたが、このメッセージを読み上げていくこと、それが全ての始まりでした。
その様子を少しだけ動画でご紹介します。
フジノも2年ぶりにメッセージを読ませていただきました。光栄です。
応援にかけつけてくれた石坂わたるさんもメッセージを読み上げました。
ラストをしめてくれたのは、遠藤まめたさんです。
このメッセージを受け止めて下さい。
たくさんの「仲間たち」が応援にかけつけてくれました
2年ぶりの開催となってしまった横須賀での街頭キャンペーン。
かねてから心配していたとおり、素晴らしいリーダーだった方が就職してしまった後に横須賀では後継者を育てることができませんでした。そのぽっかり空いた穴は大きく、昨年は開催を見合わせました。
そもそも市民活動は素晴らしいリーダーが生まれても後継者を育てることができなければ続いていきません。
フジノのような政治家は活動をずっと続けていくことができますが、ふつうに暮らしている市民のみなさまは『市民活動』だけで生きている訳ではありません。
ふだんの暮らし、仕事、学校、家族、いろいろなことに向き合いながら、同時に『市民活動』を続けるというのは本当に難しいことです。
また、横須賀のような田舎町でカミングアウトをして活動をするということは本当に難しいことです。
フジノとつながっている横須賀市民で当事者の方の数はたくさんいらっしゃっても、こうして横須賀の繁華街に立って、顔をさらして活動できる、という方は(やぎしゃんとわずかしか)いません。
そんなこともあって、たくさんの『仲間たち』が横須賀の2年ぶりの取り組みに応援にかけつけてくれました!
まず、この『多様な性にYESの日』を日本に根づかせた立役者である遠藤まめたさんです!
11年前から遠藤さんはこの活動を全国展開してきた団体『やっぱ愛ダホ!Idaho-net.』の代表も務めておられます。
フジノはSOGIに関わるあらゆる課題について2007年頃から取り組み始めました。
けれども2007年のフジノは、まだ問題意識が弱かったです。
それが変わったのは、遠藤まめたさんと2008年に出会ったからです。まめたさんがフジノの本気スイッチを押してくれました。
それ以来、尊敬する活動の先輩として、そしてともに活動を続けている盟友として、約10年おつきあいをしていただいています。
まめたさん、いつも本当にありがとうございます。
実は今年の開催も危ぶまれていたのですが、まめたさんが1週間前に「横須賀に行きます!」と声をかけてくれたおかげで、フジノは「やっぱり今年もやるぞ!」と決断するに至りました。
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そして、今回も石坂わたるさん(中野区議会議員)が駆けつけてくれました。
石坂さんが区議になる前からのおつきあいなのですが、ずっと活動を続けてきて下さった方とこうして一緒に活動できることは本当に心強いです。
『多様な性にYESの日』の取り組みは2007年にスタートしました。
フジノが初参加したのは2011年からなのですが、石坂さんはスタートから皆勤賞(素晴らしい!)なのです。
「『多様な性にYESの日』の取り組みを横須賀で開催したい!」
と当初から言い続けてきたフジノですが、石坂さんはそんなフジノの想いに共感して下さり、毎回横須賀へ応援にかけつけてくれます。本当に心強いです。
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用事で途中で抜けねばならなかった方もおられましたが、最後に集合写真を撮りました。
どうか来年はこの場所に一緒にあなたもいてくださいますように。
多様な性にYESの街頭キャンペーン@横須賀、大成功でした!