市長選挙の目前ですが、市議会はいつもどおり真剣な議論を行なっています
今日の夕方には、横須賀市長選挙を目前にした立候補予定者3名による公開討論会が開かれます。
けれども選挙に浮かれることなく、市議会ではしっかりと議論が行なわれてます。
フジノはお昼から『政策検討会議』に出席しました。
今年度2回目の開催で、ついに議論が本格化してきました。
もともと昨年に設置された『(仮称)政策検討会議等準備会』のメンバーが、ほぼそのままメンバーになりましたので、すでに準備は万端です。
政策検討会議メンバー | |
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委員長 | 板橋 衛 |
副委員長 | 田辺 昭人 |
井口 一彦 | |
伊関 功滋 | |
大村 洋子 | |
二見 英一 | |
矢島 真智子 | |
フジノ |
大津市議会を参考に、さらに積極的な政策提案を「オール横須賀市議会」でスタート
板橋衛・前議長の強いリーダーシップによって、横須賀市議会は今、新たな改革が一気にスタートしています。
かつて先輩方が全国にその名を轟かせた横須賀市議会の『議会改革』。それを第1ステージと呼ぶならば、今まさに第2ステージが始まりました。
その1つが、昨年スタートした『(仮称)政策検討会議等準備会』。
ここで議論を重ねた結果、議会基本条例を改正して、新たな組織が正式にいくつか立ち上がりました。
『(仮称)政策検討会議等準備会』は、準備会の名前を外して、正式に『政策検討会議』としてリニューアルスタートしました。
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ところで、地方自治や地方議会に詳しい方であれば、すでに『政策検討会議』という名前をご存知ですよね?
そうです、大津市議会がスタートさせて全国が注目している取り組みです。
条例は、市長だけでなく、市議会も提案することができます。
これまでも横須賀市議会では、議員の有志によって、あるいは委員会によって、議員提出の条例案が提案されてきました。
けれども大津市議会では『チーム大津市議会』と銘打って、1期4年間のマニフェストを議会として打ち出して、「こういう条例をいつまでに作る」という宣言をしたのです。
PDCAサイクルで議会そのものが自らのロードマップ(マニフェスト)の工程管理をチェックして、実現に向けてさらに努力していきます。
こうした取り組みは2013年にマニフェスト大賞の議会グランプリ・最優秀成果賞を受賞し、さらに3年連続で受賞を続けました(詳しくはこちらをご覧下さい)。
下の、政策立案・議会改革の具体的なテーマを明確にして、それをいつまでに実行するか、ロードマップにしている図がとても有名ですね。
横須賀市議会では、これからも有志による条例提案はもちろんOKです。
けれども、それに加えて
「『チーム横須賀市議会』として1期4年間のマニフェスト(ロードマップ)を市民のみなさまにお示しすべきだ」
という方向性が決まりました。
そして設置されたのが、名前と骨格は大津市議会に似ているけれども、さらにバージョンアップしたのが横須賀市議会の『政策検討会議』なのです。
ロードマップ作成に向けて「政策条例」を全議員から募集スタート
今後に向けたあらゆる事柄が議論された『政策検討会議』。
現在のフジノたちの任期は残り2年間なので、今期だけは2年間のロードマップを作成します。
そして、ロードマップを作成すると同時に、全議員に対して『横須賀市議会が新たに作るべき政策条例』の提案を求めました。
これは本当に画期的なことです。
大津市議会では交渉会派(3名以上)で無ければ、提案そのものができません。
しかし横須賀市議会では、無会派も提案できます。
もちろん、フジノも提案します。
7月31日がしめきりなのですが、これまで心に描いてきた条例案をぜひ提案したいと考えています。
全ての提案が条例案になる訳ではなく、2年間という限られた期間内での実現可能性などを政策検討会議で検討することになります。
それでも無会派・無所属のフジノの提案が、市議会全体の発議として条例案になるかもしれない。
そんな素晴らしいことが今の横須賀市議会では起こっているのです。
市民のみなさまの為に、ますます横須賀市議会は前進していきます!