「あまね共同作業所」から35年、社会福祉法人格を取得へ
35年間にわたって活動を続けてこられた『あまね』さんが、今年、社会福祉法人格を取得されました。
すでに2002年にNPO法人格を取得しておられたのですが、その高い公益的な活動実績からは今回の社会福祉法人格の取得は当然のこととだとフジノは感じています。
『あまね』の存在、特に理事長の海原泰江さんの存在は、横須賀にとって障がい福祉の大きな推進力として不可欠です。
また横須賀市だけにとどまらず、わが国にとっても、共同作業所の発展に寄与して下さった大きな存在だとフジノは受け止めています。
特に、全国組織である『きょうされん』(旧・共同作業所全国連絡会)メンバーとして、わが国の障がい福祉の向上の為に、あまねのみなさんはともに闘って下さった貴重な同志だとフジノは感じています。
今日はその『あまね』のみなさまが新たに生まれ変わった『社会福祉法人あまね』としての、設立記念式典が開かれました。
横須賀の障がい福祉、そしてわが国の障がい福祉を守り、より良い方向へと変えていく仲間の新たな門出を心からお祝いしました。
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本来でしたら、あまねの歴史を丁寧にご紹介して、今回の社会福祉法人格取得の意義などもご説明したいところなのですが、残念ながらブログをしっかりと書く時間が取れません。
取り急ぎ、当日の写真を掲載してブログ記事としてアップします。できれば後日、しっかりとした文章で更新し直したいと思います。申し訳ございません。
上地新市長のご挨拶は大きな拍手で迎えられました。
「私は、決して誰もひとりにしません」
「私は、どんな差別も許しません」
上地市長は、市職員が書いたであろう用意された原稿も完全に無視して、自らの言葉で語りました。
誰もが生きやすい社会を実現すること、それは当たり前のことだ、という強い想いを込めて、あまねへのお祝いの言葉を語られました。
これまでフジノは、歴代4人の横須賀市長のスピーチを聴いてきました。
今まさに語られた上地市長の言葉は、その誰よりも胸に響きました。
障がい福祉を専門にして取り組んできた政治家であるフジノが、心の底から温かい気持ちになった上地市長のあいさつでした。