新しい副市長の人事が内示されました
先日お知らせしたとおり、本日は『議会運営委員会』が開かれました。
上地市長から、副市長2名の人事案件が内示されました。
- 永妻和子さん(現・横須賀市社会福祉協議会会長)
- 田中茂さん(現・横須賀市上下水道事業管理者)
上地市長がおふたりを選任した理由は、以下の通りです。
副市長選任理由について
永妻和子氏、田中茂氏の両氏は、長きにわたり、本市の行政運営に携わり、強いリーダーシップのもと、本市発展のために尽力されてきました。
両氏の周囲には、常にさまざまな人々が多数集い、そこには温かい輪ができています。
これは、両氏が周囲の人々に慕われ、人望が厚く、私が職員に求める『忠恕』の心を持ち合わせていると確信しています。
ヨコスカ復活への挑戦は、決してなだらかな道ではなく、その実現の為には、職員の意識改革・組織風土の変革をも果断に進め、職員が一丸となった取り組みが不可欠であります。
両氏は、まさにその人柄や能力により、この閉塞感のある本市行政に風穴をあけ、職員の一体感を生み出し、共通の目的に向かって突き進む市役所を取り戻すためのけん引役の一端を担ってくれるものと確信しています。
また、両氏は、市役所内にとどまらず、国や県をはじめ、さまざまな分野の方々との信頼関係の構築に大きく貢献するものと確信しています。
スピード感をもって、ヨコスカ復活を実現するために欠かせないサポート役として、両氏を副市長に登用したいと考えています。
以上です。
26日に臨時議会が開かれて議決後に正式決定です
さて、上地市長からの議案提出を受けて、臨時議会を開くことになりました。
7月26日14時から『臨時議会』を開きます。
フジノはおふたりの人事に賛成です。
特に、永妻和子さんにおかれては、強く賛成いたします。
元は横須賀市役所に勤務しておられて、市役所に新設された女性行政課の初代課長をはじめ、こども育成部部長、さらに教育長を歴任されました。
と記しました。
フジノがずっと感じてきた印象は「温かい心を持つ方。とても苦労人で、とても勉強家。福祉・教育・人権などの多くの分野に精通した方」というものです。その仕事ぶりをとても尊敬し、信頼しています。
しかし、蒲谷市長によって任命された教育長であった為に、吉田市長に交代した後は冷遇されて、2013年には事実上の更迭をされました。
その際フジノは、あまりにも情けない人事の在り方に怒りを感じ、吉田市長に対して質疑を行ないました。
そして、現・教育長の人事にも反対しました。
本来ならば、もっと早く副市長になっておられるべき『素晴らしい人財』のおひとりでした。
現在は『社会福祉協議会』の会長を務めておられた永妻さんを、上地市長が副市長として迎えることを心からフジノは歓迎します。
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田中茂さんは、環境部長・資源循環部長を経て、現在は上下水道事業管理者(横須賀市の上下水道局のトップです)を務めておられます。
議会の先輩や同僚議員の評価はとても高く『公務員としての矜持』を持っておられる方とお聴きしています。仕事ぶりは高く評価されています。
残念ながら、フジノはまちづくりのハード部門との接点があまり無い為に、議会質疑での接点は田中さんとはわずかしかありませんでした。
けれども、お人柄は存じ上げています。
市役所のエレベーターの中などで一緒になると、フジノの背中をポーンと叩いて
「藤野さん、最近はお元気ですか?」
と気さくに語りかけて下さる、市職員で唯一の存在でした。
たぶんフジノはエレベーターの中とか市役所の中では厳しいオーラを出していると思うんです(険しい顔をいつもしています)。
多くの部局長や課長がおられますが、エレベーターの中で天気などの無難な話題以外でフジノに話しかけてくるような方は、ほぼ居ません。
何故ならば、前市長とフジノは対立していましたから、フジノと親しくみられてしまうと人事で不利になる可能性があったからです。
(恐ろしい話ですが、そういう『フジノ人事』が今までは横行していました。優秀な職員が何人も飛ばされてしまいました)
けれども、田中さんは先ほど記したように、そんなことを一切気にせずに、フジノにも気さくに話しかけてきて下さる。
とても明るい方なので、政策面だけでなくて、上地市長とも気が合うのではないかと思います。
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という訳で、2人の新しい副市長の人事議案が26日の臨時議会で可決されることをフジノは強く望みます。
横須賀復活に向けた体制づくりがようやくスタートできることになります。
(次のブログ記事に続きます)