上地市長、市議会での答弁デビューでした!
本日、本会議(7月臨時議会)が開かれました。
すでにお知らせしたとおり、今日のテーマは大きく3つでした。
2017年7月臨時議会の3大議案
このうち、副市長2名と教育長の人事の議案に対して、大村洋子議員(共産党)が質疑を行ないました。
つまり、この答弁が上地市長による『本会議での初答弁』になりました。
フジノは選挙を応援した立場ということを抜きにして、上地市長の答弁をお聴きして「本当に良かった」と感じてなりませんでした。
とにかく前市長は、議会質疑を『軽視』していました。
質問にまともに答えないのはいつものことで、しばしば虚偽答弁もありました。
そもそも『議会制民主主義』とは、選挙によって選ばれた市議会議員が『市民のみなさまのかわりに質問に立つ』のです。
市長がまともに答えず、嘘の答弁を繰り返すのでは、『議会制民主主義』が成立しません。市民のみなさまに常に不誠実で嘘をついているのと同じです。
ある答弁がいちいち事実なのか嘘なのかいつも信頼できず、真偽を確かめる為に新たな調査をしなければならず、無為に時間も浪費しました。
いくつもそんな答弁が続くので、もはや前市長の全ての答弁への信頼性が失われていきました。
この数年間は、毎回全力で質問を作り、必死に答弁に対して食い下がりながらも、
「ああ、横須賀の議会制民主主義は全く成立していない」
と、前市長時代にフジノはいつも虚しく感じていました。
前市長の在り方で最も間違っていたのは『答弁する相手』によって対応を変え、その『いいかげんな対応のひどさが増すこと』です。
特に、フジノ、青木哲正議員、共産党3名らに対しては露骨に答弁スタイルを変え、感情的になったり、いいかげんな答弁を繰り返しました。
短すぎる答弁、質問の趣旨とは全く異なる答弁など、ひどいパターンがいくつもありました(ぜひ過去の議事録をご覧下さい)。
「いじめを無くそう」とか「差別を無くそう」と市職員のみなさんがいくらがんばっても、行政トップが相手によって対応を変える訳です。まさに『いじめ』や『差別』の構造そのものです。
大人として本当に情けなかったです。
しかし今回、上地市長は大村洋子議員の質問内容に対して、丁寧に、時に原稿を無視して自らの言葉でアドリブでもっと分かりやすく語りかけるなど分かりやすく答弁をしていました。
まさに、キャッチボールが完全に成立していました。フジノはそれを聴きながら、
「やっと横須賀市議会に当たり前の議会制民主主義が戻ってきた」
と思いました。
市議会議員時代に最も政策通であった上地市長ですから、相手にとって不足はありません。
これからフジノも上地市長と議論を交わしていくのが楽しみでなりません。
『横須賀復活』に向けた建設的な提案をフジノはこれまでも行なってきました。しかしこれまではいいかげんな答弁しか返ってきませんでした。
けれども、もう違います。
今まで以上に良い提案をしていきたいとワクワクしています。
さあ、横須賀復活に向けて、みんなで仕事をしていこう!
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議案は全て可決されました。
新しい教育長については、少し長いご説明が必要になります(制度そのものが変わりました)。
改めて、後日記したいと思います。
(続く)