年4回発行の「よこすか市議会だより」、最新号(25号)を本日発行しました
けさの新聞折り込みでご覧になった方々もおられるかもしれませんが、本日、『よこすか市議会だより』第25号を発行しました。
今回のトップ記事は、なんといっても『通年議会のスタート』です。
確かに市民のみなさまにとっては、毎日の暮らしに何か大きなインパクトを与えるテーマではありません。
けれども『通年議会』は、実は地方議会の世界では『議会改革』の一大テーマなのです。
これまで年4回(各1ヶ月程度)しか開催されていなかった横須賀市議会が、年中無休にチェンジしたのです!
という訳で、No.25の1面トップは『通年議会』でした。
掲載回数の制限でフジノの質問は載っていませんが、緊急質問などが取り上げられました
全ての本会議で一般質問をしても、『よこすか市議会だより』には議員ひとりあたり年2回までしか掲載されません。これは、年4回の発行であること、紙面に制限があること、などの理由からです。
という訳で、フジノは6月定例議会でも市長らへの一般質問を行ないましたが、記事としては載っていません。
けれども、招集議会でフジノが行なった緊急質問が取り上げられました。
ここ数日間の北朝鮮とアメリカとの激しいやりとりをメディアの報道などで読むにつけても、やはりこの緊急質問をして間違っていなかったと考えています。
北朝鮮が具体名をあげた地域に、今回は横須賀が挙げられていません。
しかし、ミサイルの標的が米軍基地となる可能性がある以上、住民の命と安全を守る責任がある地方自治体としては取りうる全ての対応を取ることが必要です。
前市長は全く取り組みを行なう意思がありませんでしたが、上地市長に市長が交代したこともあり、今後の取り組みを強く期待しています。
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もう1つ、フジノが『通年議会』のしくみを活用して、緊急に教育福祉常任委員会(所管事務調査)の開催を委員長に請求したことも取り上げられました。
5月1日に『通年議会』の仕組みがスタートしたばかり。
5月12日にフジノが開催の請求をして、みなさまに同意していただき、日程調整の後に、5月22日に教育福祉常任委員会(所管事務調査)が実現しました。
このスピード感は、まさに横須賀市議会が新しい改革のステージに入ったことを実感させてくれました。
横須賀市議会の歴史に残る、大きな出来事だったと感じています。
結果的に、教育委員会事務局の隠蔽体質が明らかになった、重要な委員会となりました。
この開催を求めたことは、フジノとしては本当に大きな決断でした。
無所属、無会派のいち議員に過ぎず発言力は弱い立場である上に、ここ数年、問題提起をしてもなかなか共感してもらえてこなかった被曝の問題だったからです。
あらかじめダメだった時を想定して『文書質問』制度を使って質疑をするつもりでした。
それが急転直下、全議員に賛成して頂けたのです。実は、この結果には開催を請求したフジノ自身も驚きました。
この実現の立役者は、加藤まさみち委員長です。
加藤まさみち委員長がとても強く問題意識を共有して下さって、積極的に委員のみなさまにも働きかけて下さったのです(フジノには本当に感動でした!)。
まさに、委員長が加藤まさみち議員で無かったならば、実現しませんでした。
フジノ自身も委員のみなさまの控室を訪れて、お一人お一人に事前に説明に伺ったのですが、委員のみなさまも問題意識を共有して下さいました(ありがとうございます)。
この素晴らしい委員のみなさまで無かったならば、開催は実現しなかったと思います。
『よこすか市議会だより』を読みながら、改めて加藤まさみち委員長をはじめ、教育福祉常任委員会のメンバーのみなさまに感謝の気持ちを抱きました。
そして、横須賀市議会が『通年議会』スタートをはじめ、議会改革の新たなステージに入ったことを強く実感し、しみじみとうれしく感じました。
「よこすか市議会だより」はホームページからバックナンバーも全てご覧になれます
『よこすか市議会だより』は年4回の定例議会ごとに発行しています。
新聞折り込みでご覧になれなかった方々は、横須賀市議会ホームページからぜひご覧下さい。PDFファイルでご覧頂けます。
(最新号(No.25)はこちらです)。
ホームページからだと過去の『バックナンバー』も全てご覧頂くことができます。
掲載されている記事は、全て『広報広聴会議』(旧・市議会だより編集委員会)メンバーの市議会議員が書いています。
どうかぜひご覧下さい!