2017年9月議会がスタートしました
今日から9月議会がスタートしました。
約1ヶ月半におよぶ長い議会期間は、前半と後半に分かれています。
前半は、主に補正予算案の審査を行ないます。後半は、主に決算議案の審査を行ないます。
やはり重点は1年間で最も大切な決算の審査になります。そこでフジノは9月議会のことを『決算議会』と呼んでいます。
新たに就任した副市長と教育長が紹介されました
上のイメージ図では一番上の『本会議(初日)』にあたるのが、今日です。
まず本会議の冒頭、新たに就任された副市長おふたりと教育長が紹介されました。
上地市長による新体制を象徴する3名のあいさつの言葉に、議会からも大きな拍手が送られました。
フジノにとって、永妻さんはもっともっと早い時期に副市長になっていただきたかった方なので、そのあいさつの言葉を万感の想いでを聴きました。
7月26日の就任後に、副市長のお二人は市議会の全会派にあいさつまわりをされました。
フジノは、忙しいお二人に時間を取らせたくなくて訪問を辞退しました。
けれども先日(8月22日)、改めて議会の控え室までフジノをわざわざ訪れて下さいました。
2度目の訪問依頼をお断りするのは失礼ですし、大歓迎でお会いしました。
せっかくなのであいさつだけでなくて、少しお話もさせていただきました。
その際に改めて感じたことは、上地市長を支えていく副市長として、お二人は最適だということでした。
上地市長の明るく豪快な側面は、田中副市長。
上地市長の繊細で優しい側面は、永妻副市長。
お二人がそれぞれのお人柄で良き相談相手になって、上地市長の政策判断を支えてくれるのではないかと感じました。
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続いて、新たな教育長に就任した新倉聡さんが紹介されてあいさつがなされました。
新倉さんが就任した新しい『教育長』は、実は『今までの横須賀市に存在した教育委員会事務局を司るトップとしての教育長』とは大きく異なります。
本来でしたら、その説明の為にブログ記事を新たに1つ書きたいのですが、時間が無くて断念していました。
とにかく、『新しい責任を持つ立場の新しい役割を持つ教育長』が初めて横須賀市に誕生しました。
とても重要な役職ですが、新倉さんならば必ず全うして下さると信じています。
実は、新倉さんとはフジノが新人として初当選した直後(2003年)から、様々な場面でともに仕事をさせていただきました。
例えば、福祉部時代の新倉さんとは『地域福祉計画』の策定作業でともに汗を流しました。また、市民病院改革はフジノの重要政策のひとつですが、担当課長である新倉さんとは様々な議論をしました。
そうした日々を忘れたことはありません。
また、『スーパー公務員』のおひとりとしてフジノは尊敬をしています。
かつての横須賀市役所には、全国にその名前が知られる『スーパー公務員』がたくさんいらっしゃいました。先進的な政策や取り組みを実施して全国から視察依頼が来たり、講師として招かれたり、文献を出版したり、国の審議会に地方自治体代表の委員として招聘される市職員が何人も存在したのです。
新倉さんは、あの『事業仕分け』を生み出し全国に普及させた『構想日本』の初期メンバーのおひとりです。
『事業仕分け』は自民党の河野太郎代議士(現在は外務大臣ですね)が取り入れて実施し、さらに民主党政権が大々的に実施したことで知られています。フジノも『事業仕分け』会場に足を運んだものです。
市役所の業務も熱意をもって取り組んでおられた新倉さんは、プライベートの時間も『構想日本』で活動されていました(確か、著作もあった気がします)。
今の横須賀市役所は、前市長時代に人件費カットの為にすすめられた必要以上の退職者不補充によって、『スーパー公務員』は消えていきました。目の前の業務量の多さに追われて、さらなる政策研究や活動をすることなど不可能になったからです。
『スーパー公務員』のひとりであった新倉教育長には、ぜひ市職員のみなさんに横須賀市役所の良き伝統を復活させる役割も担っていただきたいと期待しています。
就任後にも何度かお話することができて、そんなフジノの強い期待をお伝えすることができました。
また、こどもの貧困対策などについてもフジノと共通の想いを持っておられると受け止めています。こうした姿勢は、ひとり親家庭やこどもの貧困対策に強い関心をもってこられた上地市長の姿勢にも合致していると思います。
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こんな3人が上地市長の脇を固めているのです。
フジノは、新しい横須賀市役所のスタートを期待せずにはいられません。
(本会議の様子については、次の記事に続きます)