「うわまち病院建替え」の議論が大詰めを迎えています
うわまち病院の建替えについて議論をしている『市立病院運営委員会』が開かれました。
本日の会議で11回目となります。
かねてからフジノは、築50年を超えて老朽化が進むうわまち病院を建て替えるよう提案してきました。
2012年9月議会、2013年9月議会と繰り返し提案を行ないました。
その提案が通り、2014年度予算案に『うわまち病院建て替え検討』の予算が計上されて、さらに『第2次実施計画』にも明記されました。
翌2015年2月には市長から市立病院運営委員会へ『諮問』がなされました。
フジノの提案からは5年、そして市長の『諮問』からは2年半が経ちます。
そしてついに次回の委員会(2018年1月)では、市長への答申の『素案』が提示されます。
議論が大詰めを迎えていることに、提案者のフジノとしては感慨深いものがあります。
ただ、無事に建替え工事を終えて、市民のみなさまに安心してご利用していただけるまでにはまだ何年も必要です。
まだ、全く気を緩めることはできません。
市民病院とうわまち病院の「2病院体制」は維持される見通しです
横須賀市には、うわまち病院と市民病院の2つの市立病院があります。
市議会の一部の会派からは「うわまち病院の建替えと同時に市民病院を統合して1病院にすべき」という提案がなされています。
しかしフジノは大反対です。
「絶対に現在の『2病院体制』を維持すべきだ」とフジノは考えています。
そもそも両病院(特に市民病院)の歴史的な背景や地理的な位置づけを考えれば、2病院を統合するメリットは市民のみなさまにはありません。
むしろ、それぞれの病院の機能分化(役割分担のことですね)と連携を深めていくことで、市民のみなさまが安心して医療を受けられるというメリットがさらに大きくなっていくとフジノは考えています。
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ありがたいことに、『市立病院運営委員会』の委員のみなさまは、フジノと同じ考えでした。
本日の議論も「このまま2病院を維持していく」という方向で議論は決着をみました。
2018年3月末には最終的に『答申』を行ないますが、2病院体制を維持していく旨の内容になる見込みです。
しっかりと議論の内容をお伝えしていきます
毎回みなさまにお約束していることですが、提案者としてフジノはうわまち病院の建て替えについては全ての情報をお伝えしていきます。
うわまち病院の建て替えには、市民のみなさまの税金がとても多く使われることになります。
ソフト・ハード両面において絶対に今よりも優れた、そしてアクセスしやすい病院へと生まれ変わらせたいとフジノは考えています。
ご意見やご質問があれば、ぜひメールやツイッターでお尋ね下さい。
こちらのブログで必ずお答えしていきます。