教育福祉常任委員会が開かれました
今日は、教育福祉常任委員会が開かれました。
市長から提出された議案をはじめ、市民の方からの陳情、法定報告など様々な議論がなされました。
その中から1つ、最もお知らせしたいことがあります。
それは、フジノが長年追いかけてきた、市内43校の校庭など学校敷地内に埋められたままになっている放射能汚染された除染土の移設についてです。
学校敷地内に埋設された放射能汚染された除染土の移設を国土交通省が正式に許可しました
こどもたちが毎日通い、生活の大半の時間を過ごしている学校。
その学校の敷地内に、放射能汚染された除染土が6年前からずっと埋められたままの横須賀。
たくさんの市民の方々がこの除染土を移設してほしいと願い、市議会に請願も行なわれました。
フジノも市長・教育長・上下水道局長への複数回の一般質問をはじめ、委員会でも何度も質問をし、平場でも担当部局と意見交換を行ない続けてきました。
ついに、この除染土を学校の敷地内から移設できることが正式決定しました!
教育委員会から、正式に以下の報告がなされました。
市立学校敷地内に埋設している除染土砂の移設について
- 移設について
除染土砂の掘削及び収集運搬業務委託の一般競争入札を行ないます。一般競争入札の結果、委託業者が決定次第、業者側の作業準備や学校との日程調整等を整えたうえで、移設を開始します。
移設作業は、平成30年3月15日までに完了する予定です。
- 移設後の対応
移設先である下町浄化センターは仮保管であり、最終処分に向けて、関係部局等から情報収集等を行っていきます。
<参考>
今までの経緯について
平成29年4月20日から28日の間に下町浄化センター周辺の町内会長、自治会長へ説明し、その後の町内会の会合においても反対意見はありませんでした。
この結果を受けて、下町浄化センターへの移設にあたって、国土交通省への許可手続き、上下水道局と保管方法等について協議を行いましたので、時間を要しました。
5年にわたって移設を拒否してきた前市長に繰り返し質問を行なって、ついに方針転換をさせることができたのが昨年9月23日のことでした。
すぐに昨年10月にはサンプル調査に入ったのですが、それから丸一年もかかってしまいました。
こんなにも時間がかかったのは、資料に記されているとおり、国土交通省への許可を得る為の手続きに長期間を必要とした為です。
国土交通省とのやりとりについては教育委員会から聴いていたのですが、なかなか進展が無く、報告もできませんでした。
けれども国土交通省からの許可もおり、ようやく正式に移設に向けて動き始めることとなりました!
まずは取り急ぎ、この問題に関わって下さっている市民のみなさまに一刻も早くお伝えしたいと感じ、ブログに記しました。
ご意見やご質問があると思いますので、ぜひお寄せ下さい。
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「校長先生をはじめとする教職員の方々が異動して代替わりをしますが、フジノは政治家でいる限りは、このことを絶対に忘れません」
と書きました。
政治家フジノの最大の武器は、執念深く絶対に忘れないことだと思っています。
異動や定年退職がある行政の担当者の方々とは違って、取り組み始めたら最後までやり遂げる立場なのが政治家です。
この問題も本当に時間がかかってしまいましたが、ようやく一歩前進しました。
まだ移設は始まっていませんし、移設を完了したからといって何か問題が解決されたとはフジノは考えません。
脱原発・脱被曝、その為に為すべきことをずっと考えて、ずっと取り組み続けていきたいです。