大晦日の「ひとり自殺対策街頭キャンペーン」へ
毎年恒例の、12月23日スタートの『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』。
大晦日の今夜もいつもどおり街頭に立ちました。
例年ですと、12月31日は足早に自宅に帰る方々やカウントダウンイベントに向かう方々がほとんどで、フジノの前に足を止める方はまずいません。
けれども今夜は、横須賀に帰省中の後輩がこどもを連れて会いに来てくれたり、カフェトーク参加者の方が足を運んで下さったり、
フジノを見つけるなり近づいてきて
「フジノくん、毎晩ありがとう!」
と一言だけ、大きな声で励まして立ち去っていくという方もいらっしゃいました。
その他にも何人も声をかけて下さり、とてもありがたく感じました。
けれども、フジノの役割はあくまでも『横須賀こころの電話』の宣伝役に過ぎません。
温かい励ましのお言葉をたくさん頂いておいて恐縮なのですが、本来であれば、そのたくさんの温かなお言葉は『横須賀こころの電話』の相談員のみなさまにこそ、ふさわしいと思います。
どうかみなさま、フジノの姿を見かけたら『横須賀こころの電話』の相談員のみなさまのことを思い出していただけないでしょうか。
今夜も、世間の人々がヴェルニー公園でカウントダウンイベントを楽しんでいる瞬間も、こたつに入って年越しそばを食べながら紅白を観ている瞬間も、相談員の方々は電話がかかってくるのを待って下さっています。
そんな相談員のみなさまの活動にこそ、激励の言葉が届きますように。
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今夜も街頭キャンペーンでフジノにお声がけくださったみなさま、ありがとうございました。
どうかみなさま、良いお年を
この1年間、あなたの暮らしはいかがだったでしょうか?
フジノの仕事は、もしもあなたが今日ハッピーであるならば、明日もハッピーであるように働くことです。
もしもあなたが今日とても苦しかったりつらかったならば、明日は少しでもその苦しさやつらさを減らせるように働くことです。
あなたの暮らしはこの1年間、いかがだったでしょうか。
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フジノ個人は、大切な家族と親族を立て続けに亡くして、本当に悲しくつらい1年間でした。
そうした姿を可能な限り世間には見せずに、予算議会から市長選挙、上地新市長のもとでの9月議会、12月議会、議会の内外で必死に働きました。
たくさんの人々のご相談に耳を傾けること、相談さえできないくらい追い込まれている方のもとへアウトリーチして声にならない声に耳を傾けること、全身全霊をかけて取り組んできました。
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2018年という新たな年がやってくる。
それは単に暦の上の話で、今日の続きが明日であり、現実の厳しさが年が変わっただけで消えてなくなる訳ではありません。
それでも、暦というものは先人の素晴らしい発明だと思います。
人々は新しい年がやってくることによって、心理的に新たな気持ちで毎日の暮らしに向きあうことができます。
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フジノはどんなに厳しい時代であっても、根拠をもって『希望』を語り続けてきました。
横須賀が停滞した8年間がようやく終わり、いくら必死に働いても行政が動こうとしない不毛な日々が終わりました。
上地新市長のもとでフジノは社会保障・社会福祉の為に身を粉にして働き、市職員のみなさんもそれに一生懸命応えてくれています。
今、横須賀は大きく変わり始めています。
ただその変化はまだ、市議会や市役所の中に居なければ実感できないことと思います。
市民のみなさまおひとりおひとりに、その変化が実感をともなって生活の良い変化として感じていただけるように、来年はさらに全力を尽くしていきたいです。
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どうか全てのみなさまが屋根のある部屋で暮らせますように。
どうか全てのみなさまが栄養のある食事をできれば1日3回は食べられますように。
そして、生きづらい社会をのりこえられるように、人々がお互いに寛容になって手をとりあえるようになりますように。
この祈りを現実のものとする為に、フジノがこれからも全力で働き続けられますように。
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みなさま、どうぞ良いお年をお迎え下さい。