「食品ロス!『減らす取り組み、活かす取り組み』を学ぶ」の受講しました
午後から横浜へ向かいました。
かながわ県民センター内の『かながわコミュニティカレッジ』で、今日から7週にわたって開催される講座を受講する為です。
講座は、
です。
プログラムはとても充実していて、各回の講師は好事例として知られる団体や企業からいらして下さり、さらに『セカンドハーベスト・ジャパン』などの現地視察もあります。
フジノひとりでそれぞれの相手方にお会いする約束を取り付けたり視察をお願いするよりも、すごく効率的に現場の最前線の方々にお話を伺うことができます。
改めて学び直す上で最善のパッケージです。
回 | カリキュラム | 講師(敬称略) |
---|---|---|
1 | 日本における食品ロスの現状と環境について 参加者自己紹介・講座全体のガイダンス(座学) |
管理栄養士・可野 倫子 NPO法人ぐらす・かわさき |
2 | 製造過程・賞味期限のロスとその対応 食品ロスを地域で活用した取り組み(座学) |
(株)パルブレッド第2商品部部長・松本 一和 NPO法人セカンドリーグ神奈川 六角 薫 |
3 | まず動こう! 子ども食堂の視点から フードバンクの取り組み紹介(座学) |
気まぐれ八百屋「だんだん」 近藤 博子 公益財団法人日本フードバンク連盟事務局長・田中 入馬 |
4 | 現地視察(セカンドハーベスト・ジャパン:台東区浅草橋) (日本初のフードバンクである2HJの事業所を訪問します) |
セカンドハーベスト・ジャパン |
5 | ビジネス型フードバンク「フードバンクかごしま」の取り組み フードロスに活かすソーシャルビジネスモデル (座学) |
『フードバンクかごしま』代表理事・原田 一世 産業能率大学教授 中島 智人 |
6 | 食品ロス削減に向けた企業の取り組み 日本初の取り組み 無料スーパーの可能性(座学) |
(株)セブン&アイホールディングス 総務部資源リサイクルオフィサー・藤乘 照幸 NPO法人シェア・マインド・松本 靖子 |
7 | 現地視察(K-Model「三ツ沢風土生活館」:横浜市神奈川区) (空き家を活用したフードパントリー拠点を見学します) 私たちに何ができるか考えよう(振り返り・発表) |
NPO法人セカンドリーグ神奈川・六角 薫 NPO法人ぐらす・かわさき |
『フードロス』(食品ロス)も、『フードバンク』『こども食堂』も『フードドライブ』も、実質的な質疑を横須賀市議会で最初に行なったのはフジノです。
(※)「全国のフードバンクや子ども食堂の存在を知っているか」と市長に問うた議員はいましたが、具体的な連携や提案を行なったのはフジノが最初です。
民間の『フードバンク』『こども食堂』と行政との連携は、この数年ずっと力を入れてきた取り組みでした。
力を入れてきた分野なのに、何故今さら改めて学び直す必要があるのか、とお感じになる市民の方もいらっしゃるかもしれません。
2014年に秦好子さんにフードバンク設立を強く勧められました。
2015年には『全国フードバンク推進協議会設立記念シンポジウム』に参加しました。
2016年から市内での『フードバンク』『こども食堂』の立ち上げに関わりました。
『フードバンクよこすか』は解散しましたが、いくつかの活動へと枝分かれしていきました。
それぞれの団体と関わりを持ち続けているのですが、三浦半島全体で1つのネットワークのような形にできないのか、その可能性を模索しています。
そんな中で、今年2018年は改めて全国の最新事例を学び、これからの政策提言に活かすとともに、『現場と行政との橋渡しの役割』を果たせるようになりたいと感じています。
その為にも学び直しと新たなつながりが必要だと感じています。
講師陣の充実や好事例の視察ができることに加えて、受講生の意欲の高さも必ず新たなつながりになると確信しています(過去のかながわコミュニティカレッジ受講も各分野でとても有効でした)。
これが今回の講座受講の動機です。
今日の講義は初回ということもあり、参加者のみなさまによる自己紹介をはじめ、講座全体のガイダンス、そして日本の食品ロスの現状と現場についての概論でした。
次回以降、本格的な内容に入っていきます。公務もあって全ての回には出席できないのですが、必ず横須賀の現状を改善する為に、学びを得てきます。
現地視察がとても楽しみです。しっかり学んできます。