初の「FM戦略プラン審査特別委員会」が開かれました
本会議が終了してすぐに委員会室へ移動しました。
第1回の『FM戦略プラン審査特別委員会』に出席する為です。
少しこれまでの経緯を説明しますね。
「FM戦略プラン」の策定が決まるまでの経緯
前市長は2015年1月に『横須賀市施設配置適正化計画〜公共施設の将来構想〜』を作り、公表しました。
しかしこの『計画』の評価は最低でした。
全国で開催される、施設配置適正化の議員向けのセミナーや研修会など様々な場において
「横須賀市の『施設配置適正化計画』は、失敗例、悪いお手本です」
と、講師の方から酷評されてきました。
そして、多くの市民の方々からも反対をされてきました。
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上地市長は、昨年7月10日の就任と同時に、前市長の計画を白紙撤回することを宣言しました。とても良い判断だと思います。
同時に、全く新しい『FM戦略プラン』を策定をする方針を打ち出しました。
この『プラン』は、2019年度から10年間程度の期間を対象に、市内の公共施設の更新・再編する為の計画となる予定です。
※FMとは、ファシリティマネジメントの略です(『F=ファシリティ』と『M=マネジメント』)。
さらに上地市長は、昨年12月議会で市役所の組織改正を行ない、ファシリティマネジメント(FM)を担当する『FM推進課』を設置することとしました(今年4月からスタートです)。
重要なプラン策定に対して、議会側も動きました
この『FM戦略プラン』は、将来にわたる『横須賀の在り方』を描く重要なものとなる予定です。
議会側もこの『プラン』を重要視しています。
市民のみなさまの声をしっかり反映するとともに、より良い『プラン』にしていく為にも、集中審議を行なう必要があると判断しました。
また、『プラン』が描く『横須賀の在り方』という課題は、1つの常任委員会だけの問題ではなくて、全ての常任委員会にまたがる案件でもあります。
- 財政部、政策推進部、総務部 (総務常任委員会)
- 福祉部、こども育成部、教育委員会 (教育福祉常任委員会)
- 市民部 (生活環境常任委員会)
- 都市部 (都市整備常任委員会)
一元化して総合的な審議を行なう必要があると判断しました。
そこで新たに特別委員会を立ち上げることが決まりました。それが『FM戦略プラン審査特別委員会』なのです。
次回から議論は本格スタートします
今日は初回の為、正副委員長を決めて、委員メンバー間で今後のスケジュール感の共有をしました。
委員長に西郷宗範議員、副委員長に高橋英昭議員が選出されました。
会派名等 | 委員名 |
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自由民主党 | 青木 哲正 西郷 宗範 田中 洋次郎 |
無所属みらい | 加藤ゆうすけ 矢島 真知子 |
公明党 | 板橋 衛 二見 英一 |
研政 | 小林 伸行 髙橋 英昭 |
市政同友会 | 伊東 雅之 |
日本共産党 | 井坂 直 |
無会派 | 藤野 英明 |
正式な議論は次回(第2回)からですが、実際に特別委員会メンバーはすでに始動しています。すでに関係部局からヒアリングを終えて、論点や意見をそれぞれにまとめて審議に備えているところです。
これからの横須賀の姿を大きく左右する『FM戦略プラン』です。
特別委員会メンバーの一人として、フジノもしっかりと市民のみなさまの声をお聞きして、より良いプランになるよう全力を尽くします。
審査状況も毎回みなさまにご報告しますので、ぜひご意見をいただけますよう、よろしくお願いいたします。