大切な報告があります
予算議会が始まり、連日すさまじい忙しさに追われています。
眠る時間も無く、ブログを更新する時間さえもったいなくて、情報発信は控えていました。
それでも今日はどうしてもお知らせしたい良い報告があります。
市民のみなさま、
市内43校の校庭など学校敷地内に埋められたままになっていた放射能汚染された除染土の移設がついに完了しました!
3月15日までに終了するという業者との契約でしたが、1週間早く終わりました。
教育委員会からの報告内容です
教育長から全議員に報告された内容は下のとおりです。
市立学校敷地内除染土砂の移設完了について
- 移設について
市立学校43校の敷地内に埋設していた除染土砂を下町浄化センターへ移設する
作業は、平成29年12月26日から開始し、平成30年3月6日に完了しました。 - 土砂の量及び保管方法について
移設した土砂の総量は約17.6トンで、フレキシブルコンテナバッグに入った状
態でコンテナ(1基)内に保管し、コンテナの開口部は溶接して封函しました。 - 放射線空間線量について
コンテナ周辺の放射線空間線量は、除染土砂の移設前と移設後で同等でしたので、影響はありません。 - 今後について
下町浄化センターへの移設は仮保管なので、関係部局等から情報収集等を行い、
できるだけ早い時期に最終処分を行いたいと考えています。
以上です。
関係者のみなさまに心から感謝しています
フジノが約7年も追いかけてきた問題がようやく一定の決着を見ました。
率直に、とてもホッとしています。
こどもたちが毎日通い、生活の大半の時間を過ごしている学校。
その学校の敷地内に、放射能汚染された除染土が7年前からずっと埋められたままだった横須賀。
この異常事態に対して、たくさんの市民の方々がこの除染土を移設してほしいと願い、市議会に請願も行なわれました。
フジノも市長・教育長・上下水道局長への複数回の一般質問をはじめ、委員会でも何度も質問をし、平場でも担当部局と意見交換を行ない続けてきました。
昨年12月、この除染土を学校の敷地内から移設についてようやく国土交通省から許可がおりたことをご報告しました。
そして昨日3月6日をもって移設の完了となりました。
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7年前から一緒に取り組んできて下さった全てのみなさまに感謝しております。
特に、下町浄化センター周辺地域にお住いのみなさまのご理解なしには移設は実現しませんでした。本当にありがとうございます。
困難な状況の中で、様々な利害関係者の板挟みになりながらも最後までがんばってくれた教育委員会の学校管理課(特に、施設管理係のみなさん)には心から感謝しています。本当におつかれさまでした。
上下水道局にもとても感謝しています。
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以上、取り急ぎではありますが、ご報告させていただきます。
また、予算議会が3月末に終わったら、4月中には下町浄化センターの現場を視察してくるつもりです。
その際には現場の報告などもできたらと考えています。