オープニングレセプションに初参加しました!
今年もついにレインボーウィークがやってきました。
今夜、その9日間の幕開けとなるイベント『東京レインボープライド2018 オープニングレセプション』が開催されました。
毎年レインボーウィークには、いろいろな講演会や代々木公園でのプライドフェスティバル、そしてパレードには参加してきたものの、オープニングレセプションに参加するのは初めてのことでした。
それが今年は『NPO法人東京レインボープライド』の共同代表理事である山縣真矢さんと杉山文野さんからお誘いをいただき、参加させていただきました。ありがとうございます。
こんな華やかな場に参加できたのも光栄ですし、スタッフのみなさんの熱心な姿に触れることができて、これからの9日間が成功することを確信しました。
●
頂いたプレスリリースから。プログラムは下のとおりです。
東京レインボープライド2018オープニングレセプション開催!
今年もやってまいりました『東京レインボープライド2018』。
4月28日(土)から5月6日(日)をプライドウィークとし、5月5日&6日のメインイベント「プライドフェスティバル」に向け、全国がレインボーに染まる9日間。
そんなTRP2018の開会を宣言するオープニングパーティーを今話題のhotel koé tokyoで開催いたします。
司会はフジテレビジョン報道局の阿部知代さんと女装パフォーマーのブルボンヌさん。
トークゲストには東京五輪の立役者の一人でもあるフェンシングの太田雄貴氏、元なでしこJAPANの丸山桂里奈氏をお迎えし、LGBTと2020をテーマにお話をうかがいます!
華やかなドラァグクイーンショーやDjタイム、美味しいお酒と共にみんなで『東京レインボープライド2018』の幕開けをお祝いしましょう!
どなたでもお越しいただけますので、みなさま振るってご参加ください!!
※ドレスコード:何か一点カラフルなものを身につけてお越し下さい。
*本イベントには手話通訳士がつきます。
■日 時:2018年4月28日(土)17:30会場 18:00開会
■司会:
阿部知代(フジテレビ報道局)
ブルボンヌ(女装パフォーマー)
■アスリートトークショー『LGBTと東京五輪2020』
太田雄貴(北京五輪フェンシング日本代表 銀メダル)
丸山桂里奈(2011 FIFA女子ワールドカップ ドイツ大会 優勝)
杉山文野(2004年度女子フェンシング日本代表/TRP共同代表)
■ドラァグクイーンショー
■会場:hotel koe tokyo(渋谷)
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町3−7
ふだんレセプション的な場に参加したことがないので、「フジノは場違いかなぁ・・・」とはじめはかなり緊張していました。
(昨年まではオープニングレセプションの会場は東京都庁でした。けれども今年は、2年前にオープンしたばかりのめちゃくちゃおしゃれなホテルです)
けれども時間が経つにつれて、少しずつ全国の同志(いろいろな機会に一緒に活動をさせていただいてきた方々がたくさんいらっしゃいました!)に出会うことができて、ホッとしました。
『NPO法人LGBTの家族と友人をつなぐ会』『NPO法人ReBit』の方々をはじめ、横須賀市としても大変お世話になっている方々にもお会いすることができ、日頃の御礼を申し上げることができました。
オープニング、ステートメント、祝辞、乾杯
開会、代表理事のあいさつ、レインボーウィークの紹介(本当にたくさんの取り組みがあります)、小池百合子東京都知事からお祝いのメッセージ、スポンサー企業あいさつ、そして乾杯となりました。
TRP2018のテーマは『LOVE & EQUALITY=すべての愛に平等を』です。
代表理事からステートメントが読み上げられました。
東京レインボープライド2018ステートメント
私たちが未来に求めるのは、特別な権利や、特別な豊かさではありません。
マイナスをゼロに。
同じことを、同じように。
愛する人を、自由に愛する。
そんな、あたりまえの「平等」を、実現したいだけなのです。
キース・ヘリング生誕60周年の2018年、彼の作品と共に掲げたテーマは、『LOVE & EQUALITY』。
すべての愛に、平等を。
また、あらたな一歩がスタートします。
トーク「LGBTと東京五輪2020」
元フェンシング日本代表で公益社団法人日本フェンシング協会会長の太田雄貴さん、元サッカー日本女子代表でタレントの丸山桂里奈さんのお二人を交えて、『LGBTと東京五輪2020』のタイトルで、トークも行なわれました。
TRP代表理事の杉本文野さんは、2004年度女子フェンシングの元日本代表でした。
フジノは東京オリンピックを開催することに対して様々な想いはありますが、まちがいなくSOGIに関わる様々な取り組みをすすめるチャンスだと考えています。
『オリンピック憲章』ではセクシュアリティによる差別が禁止されていることから、スポンサー企業・自治体をはじめ、オリンピックに関わりを持とうとすれば『憲章』を守らなければならないからです。
トークでもこの点が指摘されました。
一方で、スポーツの世界におけるセクシュアリティに関わるいじめについても取り上げられ、2020年に向けて取り組みを強化していく必要性が語られました。
たくさんの新たな出会いに感謝です
フジノも所属している『LGBT自治体議員連盟』の、共同代表3名が来賓挨拶に立ちました。
レインボーウィークにあわせて、『LGBT自治体議員連盟』は第2回研修会を開催します(5月5〜6日)。
2日目の研修会終了後には、有志でパレードに参加します。
こうした地方議員の取り組みも、参加者のみなさまに知っていただくことができました。とても良い機会だったと思います。
●
DJタイム(≒歓談の時間)に入って、本当にたくさんの新しい出会いがありました。
石川大我議員が会場の中を歩きながら、ご自身の友人知人をたくさん紹介して下さいました。5月7日に開催されるシンポジウムを紹介しつつ、フジノも参加者なのですごくスムーズにみなさんと会話をさせていただきました。大我さん、ありがとうございます。
今日はシンポジウム出演者せいぞろいでした。
一緒に出演する『レインボーとしま』の方ともシンポジウム前に顔合わせすることができました。
「地道にがんばり続けていれば見てくれている人もいる」と感じられました
そして、今日最も感動したことを記したいです。
それは、スポンサー企業の代表格である丸井グループの井上道博課長(サステナビリティ部マルイミライプロジェクト担当)が話しかけて下さったことです。
「世田谷区で開かれた『LGBT成人式』で、フジノさんのスピーチをお聴きして、とても印象に残りました。今日お見かけしたので、絶対に声をかけさせていただこうと思いました」
と、温かいお言葉をいただきました。
井上さん、高橋瑠奈さん(同担当リーダー)、お声がけ下さって本当にありがとうございました!
ブログにも書いたとおり、フジノにとって『LGBT成人式』でのスピーチは特別に大切な場です。
与えられた短い時間でどれだけ刺さる言葉を語れるか、全身全霊で魂をこめて毎年語りかけています。
会場に来て下さった誰かお一人でも良いからどうか想いが伝わってくれたら、そう願いながら語りかけています。
そんな『フジノの全力』は大抵の場合『空回り』に終わってしまうことが多いのですが、地道にがんばり続けていれば見て下さっている方もおられるのだと感じることができました。
井上さん、勇気を頂きました。ありがとうございます!
素晴らしいオープニングレセプションでした
はじめのうちレセプションに場違い感を抱いていたフジノは、ステージにめちゃくちゃ近い場所で観ていました。
ホールなので楽屋的な場所が無かったので、フジノが立っていた場所から出演者のみなさんが出入りする感じでした。
そのおかげで、出演者のみなさんと少しずつお話する機会にも恵まれました(ありがたや!)。
歓談タイムに入ると、共通の知人のおかげで、特にブルボンヌさんとたくさんお話しさせていただきました。
いつもはステージの上にいらっしゃるブルボンヌさんと、いろいろお話しさせていただいて、とても光栄でした。本当に優しくて素敵な人だと改めて感じました。
●
まだまだレセプションは続いていましたが、フジノは横須賀で仕事がありましたので、中座して帰らねばなりませんでした。
時間が経つにつれて、参加者のみなさんの輪がより親密に、大きくなっていく感じが伝わってきました。
それにしてもスタッフのみなさんのがんばりがとても素晴らしかったです。
裏方で地道にがんばって下さるスタッフのみなさんの姿を見て、
「きっと今年の東京レインボープライドも大成功に終わるはず」
と感じました。
心から、成功を祈っています。
本日は素晴らしいレセプションでした!
全ての出会いに感謝しております。ありがとうございました!