レインボーウィークの最終日でした
今日も時間が無くて、写真のアップだけになります。
ひとことふたこと文章が書いてありますが、後日きちんとした文章にしたいと思います。ごめんなさい。
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の掛け声で、『オープニングレセプション』から10日間にわたってレインボーウィークの様々な取り組みが今年も行なわれました。
そして昨日からはメインイベントである『東京レインボープライド2018』がスタートしました。
代々木公園の野外ステージとその周辺を会場に、ステージでのイベント、たくさんのブースが出展される日本最大のセクシュアリティのお祭りです。
過去最大の「東京レインボープライド」になりました
まだ公式な発表はお聴きしていないのですが、2日間で13~15万人の参加だったとのことです。
過去最大となりました。
恒例のパレードにも、過去最高の37チーム7000人も参加しました。
ブースの出展も本当に増えました
かつてと比べると、本当に多くのブースが出展されるようになりました。
フジノの中でライバル自治体のひとつ、渋谷区のブースにて。
渋谷区の取り組みについては、もはや言うまでもありませんよね?同性パートナーシップ制度に関する条例を全国で初めて制定しました。
今年はもう1自治体、国立市が出店しています。国立市は、一橋大学でのアウティングによる悲しい事件を教訓に、アウティングを禁止する条例を全国で初めて制定しました。
このように、先進的な取り組みを行なっている自治体がブースを出すことはとても大切だと感じます。この場所でブースを出すことで、2日間で15万人の目にとまる可能性がある訳です。
その取り組みを全国のみなさまに知っていただくとても大きな好機です。出展は無料ではありませんが、費用対効果を考えれば絶対に出すべきです。
同時に、この場にブースを出店できることはとても名誉なことだと感じます。
横須賀市は『東京レインボープライド』に出展して全国に知ってもらうべき取り組みをたくさん実施してきたことから、フジノはずっと前から「横須賀市がブースを出せるようにしたい」と言い続けてきました。
いまだ実現していませんが、必ず実現したいです。
大企業のブースも本当に増えました。
もちろん、かわいいブースもたくさんあります。
たくさんの知人友人仲間たちに再会できるのも魅力のひとつです
いろいろな魅力がありますが、『東京レインボープライド』の最大の魅力はやはり、たくさんの知人・友人・仲間たち(しかも全国の!)に再会できることだと思います。
日頃はインターネット(ツイッターやFacebook)だけで会話をしていた方とリアルでお会いできるのも、『東京レインボープライド』ならではの魅力だと思います。
ステージのトリは浜崎あゆみさんでした
ステージでのパフォーマンスのトリは、浜崎あゆみさんでした。
ライブスタートの1時間前にはもう行列ができていました。
フジノは抽選チケットを申し込まなかったのですが、たまたまとても観やすい場所でライブを観ることができました。
浜崎さんのMCは感動的でした。
たぶん、浜崎さん、涙を流しておられた。まわりのお客さんも泣いてました。
テレビカメラも来ていたので、『東京レインボープライド』のステージ上の浜崎あゆみさんの姿が全国に放送されるといいなと願っています。
『オープニングレセプション』でもお話しさせていただいたブルボンヌさん。
代々木公園は足元が砂利なので歩いていると革靴でもけっこう痛いのですが、ブルボンヌさんは
「2日間ヒールを履き続けて、足が痛いのよ」
とおっしゃっていました。
それでも履き通したのはさすがプロの魂、やっぱりブルボンヌさんは素敵でした。
全てのステージパフォーマンス、出展が終わりました。クロージングです。
主催のNPO代表のおふたりと、司会のおふたりがご挨拶。本当におつかれさまでした!
全国のみなさま、また来年もお会いしましょうね!
「日常」をこの会場と同じくらい安心できる場に変えていきます
レインボーウィークが終わりました。
ゴールデンウィークも終わり、明日から久しぶりに学校や会社へ戻る人も多いことと思います。
お祭りは、終わりました。
そして日常生活がやってきます。
うんざりしている人も多いかもしれません。
それでもあくまでも祝祭は一過性のものです。
ときどきの『祭りの日々』に休養し羽目をはずし仲間と旧交を温めたりしてエネルギーを養い、そして『日常生活』へと戻っていくのです。
また無理解や偏見にうんざりする日々へと戻っていくことに疲れ、心も体も壊れてしまうこともあるでしょう。
でも、僕たちが生きていかざるをえないのは『日常生活』です。
果てしなく続いていく、終わりの無い『日常生活』が僕たちの主戦場です。
僕の仕事は、『祭りの日々』だけが喜びであり幸せであるような社会ではなく、人々が毎日の暮らしの場で生きていかれるような社会にすることです。
『東京レインボープライド』で感じられたであろう、平和で、ありのままでいられて、安心できる空間と時間を、『日常生活』の場にもたらすのが僕の仕事です。
その為に、全力を尽くし続けます。
これまで15年間そうだったように、今日と同じく、明日もあさっても、ずっと全力を尽くしていきます。
来年みなさまとこのレインボーウィークをより良い形で迎えられるように、全身全霊をかけて働いていきます。
ぜひまた来年、お会いしましょうね。