「召集議会」の開会に向けた「議会運営委員会」が開かれました
今日は『議会運営委員会』が開かれました。
『通年議会』を採用している横須賀市議会では、1年間の会期(5月17~翌年4月30日まで)がまもなくスタートします。
年度のスタートとなる議会のことを『召集議会』と呼んでいます。
この『召集議会』の開会に備えての下準備を行なうのが、今日の『議会運営委員会』の主な役割です。
「会派」構成が変わり、無会派が4名になりました
例年とは異なり、会派構成の変更に伴ういくつかの対応についてをまず決めました。
会派『無所属みらい』から2名(はまのまさひろ議員・山本けんじゅ議員)が離団したのです。
そこで、会派の構成が下の図の通りに変わりました。
会派構成が変わると、議会ではいろいろな変更をしなければなりません。
軽微な変更で言えば、例えば『本会議での座席の位置』です。
これが下のように変わる予定です(正式な決定は5月17日の本会議です)。
あと、控え室の面積や配置も変わります。
これまで小室たかえ議員とフジノの2人だけだった無会派の部屋は、新たに4名に増えることになりました。
ひと部屋ではおさまらないので、応接室を無会派の控室に転用することになりました(改装費用をかけない為の対応です)。
大きな変更では、『がん対策検討協議会』委員の変更(すでに変更済)、『議会ICT化運営協議会』の委員1名欠員(5月17日に新たな委員が決まります)などがありました。
「通年議会」へ変更して2年目がスタートします
はじめにも書いたとおり、今日の『議会運営委員会』の目的は、会期1年の通年議会のスタートとなる『召集議会』の準備の為です。
横須賀市議会は議会改革の1つとして『通年議会』をスタートさせました。
おととしまでは、会期は3月・6月・9月・12月にそれぞれ1か月ほどしかありませんでした。
それを昨年から会期は5月~翌年4月末までのまるまる1年間に変更したのです。
この『通年議会』は今年が2年目となります。
1年を終えてみて、率直な感想を言えば
「10年間も望んできた改革が実現してすごく嬉しかったけれど、体力的にはものすごく厳しい1年間だった」
というものです。
『通年議会』のもとでは、市長の判断だけで物事を決めてしまえる『専決処分』を無くして、議会が徹底的に関与していきます。
議会は毎月のように開かれますし、本会議は無くとも特別委員会や様々な会議が常に開かれています。
今まで通りに本会議と委員会での質問もガンガンやっていますし、市民相談の時間も勉強の時間も今まで通りなので、とにかく時間が足りません。
体がきつくて休みが取れない、というのが率直な本音です。
それでも「この改革は正しい」とハッキリと感じています。
『通年議会』2年目も、この制度の良い側面を積極的に活用して、市民のみなさまにとって身近で不可欠な存在としての横須賀市議会になっていきたいです。
(議会運営委員会で決まったその他のことは次の記事に続きます)