ウインドサーフィンワールドカップ横須賀大会を観に行こう!
昨日5月10日(木)から『ANA ウインドサーフィンワールドカップ横須賀大会』が開会しました!
『ウインドサーフィンワールドカップ』を横須賀市は2年連続で津久井浜海岸に誘致することができました。
そもそも日本でのワールドカップ開催は数十年ぶりのことで、横須賀誘致はとてもすごいことなのですね。
6日間にわたって行なわれる競技に加えて、おいしい食べ物の販売や様々な体験型のイベントや音楽などエンターティメントが盛りだくさんです。
ぜひあなたも観に行ってみませんか?
5月10日 | 5月11日〜14日 | 5月15日 | |
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競技 | 13時〜17時 | 10時〜17時 | 10時〜15時 |
表彰式 | 16時〜 |
という訳で、そもそもウインドサーフィン体験2回しかないフジノですが、現地での観戦に行ってみました。
できれば公共交通機関で、でも臨時駐輪場もあります
本当は公共交通機関をお願いしているのですが、地元に暮らす我々としては自転車やバイクですぐ現地に着いてしまうんですよね。
フジノの場合、バイクで30分もかからずにメイン会場に着きました。平日だったこともあり、初日・土日・最終日ほどの混雑はありませんでした。
臨時駐輪場が設置されていて、地元・津久井浜のボランティアのみなさんが誘導して下さいました。臨時駐輪場は無料です!
ボランティアさんはとてもたくさん居て下さって、分からないことや困ったことがあればすぐに教えて下さいます。
さあ、バイクを置いて海岸へ向かいます。
いつもの津久井浜海岸とは違うワクワクした雰囲気がみなぎっています。楽しみです!
たくさんのブースが出ています
海とメインステージに向かう道の手前から、会場がたくさんのブースで埋め尽くされているのが見えます。39のテントが出ています。
三浦海岸方面の一番端っこのテントは『親子の休憩スペース』、大型ビジョンが2台設置されていますがその側にあるテントは『休憩スペース』になっています。
休憩スペースの中にも大型モニターが設置されていて、食べ物や飲み物を楽しみながらモニターで試合観戦をすることができます。
残り36のテントは、飲食店だけでなくスポンサー企業なども出ていて楽しめます。
ちょっと紹介してみますと
・台湾ジャージャー麺の『LEBERTY TRADING Co.』
・アルコールとドリンクの『アサヒドリンクブース』
・トロちまきで全国的に有名な『セブンシーズ』
・サンドイッチ、焼きそば、ビール、コーヒーの『SPROUT』『カシュカシュ』『長沢酒場 縁』
・やきとり、唐揚げ、じゃがバターの『炭火焼鳥にのみや』『kitchenラディッシュ』
・オリジナルカレーパンの『Yokosuka Shell』
などをはじめ、
・『牛乳石鹸』
・ガールズウェアとサーフウェアの『Chami チャミー』
・コミュニケーションロボットの『野村総合研究所』
・京急グループのオリジナルグッズ販売の『京急グループ』
・ANAオリジナルグッズ販売の『ANA』
などの企業ブース。さらに官民一体となって開催していますから
・神奈川県
・横須賀市観光協会、三浦市観光協会
などのブースもあります。
飲食物ブースの前を通ると、どれもおいしそうでお財布のひもが緩くなってしまいそうです。
といっても一度に食べれる量に限界はありますので買い過ぎないようにお気をつけ下さいね。
会場にはとんびが飛んでいますので、お食事は砂浜ではなくて、テントの休憩スペースをおすすめいたします。
ぜひ砂浜におりてみてください!
『三浦シーサイドホテル』を目印にして横断歩道をわたって砂浜に降りていくと、メインステージが見えます。
こちらでは5月11日(金)12日(土)13日(日)の17時から、サンセットライブを開催します。
『音楽・スポーツ・エンターティメント都市構想』を掲げる上地市長に交代してから、ワールドカップだけでなくあらゆるスポーツイベントに音楽が融合するようになりました。
実は、13日(日)の夕方には、成人式以来のあのボーカルが聴けるかもしれませんよー!
メインステージの左側には、世界から参戦した選手のみなさんの待機テントがあります。
まさかこんなに近い場所で選手のみなさんの姿を観ることができるとは思いませんでした。
レースの合間や終了後に、気さくにフジノに話しかけて来て下さった選手もいらっしゃいました(フランスの選手の方でした)。
そんな貴重な体験もできますので、ぜひ砂浜まで降りてみて下さいね。
今回、ドローンを使ったり、専用のアプリをダウンロードして、海上の激しいレース展開を身近に体験できるようになっています。
さらに、大型ビジョンもおすすめです。
レースが始まると大型ビジョンの前にみなさん釘付けになってご覧になっていました。
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ぜひぜひ津久井浜海岸に足を運んでみて下さいね!
(フジノの訪問記はその2へ続きます)
ミニ知識「ウインドサーフィンの歴史」
市のプレスリリースから引用です。
シュワイツァー氏は元々はサーファーでコンピューターのソフトウェア会社の副社長。
当時、彼の家には週末にもなるとサーファーやヨットマンが集まり、パーティーが開かれていました。
そんな仲間達の中で、ヨットマンで超音速機の設計家ドレイク氏と出会います。
この2人の出会いがウインドサーフィンを生み出したのです。
サーフボードにヨットのセイルを載せて走れないものか、という誰もが考えもしなかった発想が原点でした。
開発にあたり、最大の問題は舵をどう取り付けて操縦するか、でした。
ヨットをよく知っているドレイク氏は、舵がなくてもある程度ならセイルを調整するだけで舵をとれるという事をヒントにして、マストを動かすことでボードを操縦する事を思いつきました。
そこで採用されたパーツが全てを可能にしたのです。
2つの材が接合される部分が自在に動くパーツ、「ユニバーサルジョイント」。これを使ってボードとセイルを繋ごうという発想がウインドサーフィンを生み出しました。
マストは船体に固定されているという概念に囚われず、セイルのポジションを移動させることで操舵する。
それは瞬く間にハワイへ、 ヨーロッパへと世界中に広まりました。
初めの頃はのんびりとセイリングするスタイルでしたが、ヨットと同じようなレース競技が行なわれることでスポーツ要素を強め、ハワイでは強風と波を利用してジャンプしたりサーフィンしたりする「ウェイブセイリング」などへと発展しました。
その後も様々な楽しみ方のスタイルが生まれ、ヨットでもサーフィンでもない「ウインドサーフィン」としてこのスポーツは全世界に広がっていったのです。
1972年に日本上陸後、ひと時のブーム時には爆発的に体験者、愛好者が増え続けました。
誰も彼もがウインドサーフィンに興味を持ち、日本中の海にウインドサーフィンが走っていました。
今では小学校低学年から壮年に至るまでの幅広い年齢層が、それぞれの体力や時代のブームに応じて愉しんでいることから生涯スポーツとしても位置付けられています。