4つの常任委員会が開かれました
本日は、市議会の4つの常任委員会(総務・生活環境・都市整備・教育福祉)が開かれました。
フジノは『教育福祉常任委員会』に出席しました。
議題は、2つです。
第1に『役職を決めること』、第2に『6月に行なう市内視察の行き先を決めること』です。
ここでは、第1について記しますね。
委員の誰かが「役職」に抽選で選ばれます
毎年、各常任委員会からそれぞれの委員会が担当するテーマに関連した役職に、『議会選出の委員』を選ぶことになっています。
『教育福祉常任委員会』の場合には、
- 横須賀市社会福祉審議会
- 横須賀市民生委員推薦会
の2つの役職に、委員の誰か(正副委員長を除く)が抽選で選ばれて就任することになっています。
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フジノはくじ運が強いのか、おととしも昨年も抽選で選ばれました。
2016年度は『社会福祉審議会』の委員に、2017年度は『横須賀市民生委員推薦会』の委員に就任しました(つい先日まで会議に出席していました)。
とてもありがたいことに、この2年間はとても充実した機会でした。
2016年度の『社会福祉審議会』では、民生委員・児童委員の推薦過程の改革に関わることができました。
地域福祉にとって重要な存在である民生委員・児童委員ですが、欠員が出ても、実はこれまでは審査にものすごく長い時間がかかっていました。
審査のプロセスが煩雑だったのです。その為に欠員状態が長く続いてしまう要因の1つでもありました。
それを改革して、『随時推薦』といって新たに毎月推薦ができるように『審査の見直し』を行なったのです。
ありがたいことに、2017年度は『民生委員推薦会』に選ばれたので、自ら関わった改革の成果を自ら体験することができました。
欠員が出てしまっても、毎月『民生委員推薦会』が開かれて、地域(町内会・自治会)から推薦された方をスピーディーに市長へ推薦することができるようになりました。
福祉総務課のみなさんと共に進めてきたこの改革は、今年で2年目になります。
本音を言えば、2018年度もできれば『民生委員推薦会』委員を続けて、改革の行方を見届けたかったです。
でも、こればかりはくじ引きなので仕方がありません。
5月17日付けで、上地市長から委嘱を解くとの辞令書を頂きました。
フジノは2年ぶりに「社会福祉審議会」委員に就任することになりました。でも・・・
今日、またもくじ運の強さから、フジノは役職に選ばれました。
2018年度は『横須賀市社会福祉審議会』の委員に就任します。
大切な『社会福祉審議会』の委員に就任できることはとても名誉なことですし、やりがいのある仕事です。
けれども、今回も少し落ち込んでいます。
『社会福祉審議会』には4つの専門分科会があります。
議会から選ばれると、自動的に『民生委員審査専門分科会』に配属されることが決まっています。
同時刻に全ての専門分科会が開かれることもあり、つまり、他の3つは傍聴が不可能になってしまうのです。これが落ち込みの原因です。
3つのうち、障がいと高齢に関する2つの『分科会』は、この十数年間、ほぼ傍聴を続けています。
- 障害福祉専門分科会
障がいのある方々の福祉に関する審査をする分科会です(例えば障がい福祉計画づくりなど)。 - 高齢福祉専門分科会
高齢の方々の福祉に関する審査をする分科会です(例えば高齢者保健福祉計画づくりなど)。
けれども、先ほど記したとおりで『分科会』はみな同じ時間帯に開催されてしまうのです。
つまり、フジノが『社会福祉審議会民生委員審査専門分科会』に就任したということは、障がい福祉と高齢者福祉の重要テーマを議論する2つの『分科会』の傍聴が1年間不可能だということなのです。
それぞれの分科会の議事録が完成するのは数カ月後ですから、傍聴してリアルタイムに議論の中身を知ることができなくなってしまいます。
議論の中身を知らなければ、当然ながら、市議会での質疑にリアルタイムに反映することはできなくなります。
福祉政策がメインのフジノにとって、これは本当に大きなダメージなのです。
重要な職責(社会福祉審議会委員民生委員専門分科会)を預かった訳ですが、悩ましいところです。うーむ。
(次の記事に続きます)