全国から賞賛された勝間和代さんのカミングアウト
経済評論家。数十冊の著作の著者。プロ雀士。ゴールデンタイムのバラエティ番組にもしばしば出演する芸能人。
挙げていけばキリが無いほどに多才な勝間和代さん。
フジノも勝間さんの影響を大いに受けています。
しばしばフジノが自分のことを「フジノは政治家として『オワコン』だから」と自称するのは勝間さんの著作を読んだからです。
勝間さんの『やせる!』を読んだおかげで、1日1万歩を歩くようになりましたし、発芽玄米を毎日食べるようになりましたし、出汁をとった味噌汁を作るようになりました。
他にも、有形無形の影響を受けていると思います。
そんな勝間さんが、かねてから性的な多様性の保障に関して積極的に発言をして下さったり、『東京レインボープライド』のパレードを歩いて下さることに、とても感謝の気持ちを抱いてきました。
発信力と影響力のとてつもなく大きな方がSOGIに関してポジティブな姿勢を打ち出して下さることは、本当にありがたいことでした。
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そんな勝間さんの、あるインタビュー記事が掲載されました。
今年2018年5月28日の『BuzzFeed News』に掲載された『同性を愛するということ 勝間和代のカミングアウト』という記事。
勝間和代さんのカミングアウトは、全国から賞賛の言葉で迎えられました。
本来であれば、カミングアウトしようがしまいが、誰もがそのままで安心して暮らしていかれる社会であるべきです。
しかし、現在この国は、セクシュアリティに限らず、あらゆる事柄に関していまだとても偏見・差別・スティグマのある風土を持っています。
フジノは、初立候補の時から精神障がいのあることをカミングアウトして政治家に転職した立場です。
だから、カミングアウトは理解の在る方や当事者からは賞賛を受けることもありますが、逆に無理解な方々や強い偏見のある方々からは強い誹謗中傷を受けることを体感的に知っています。
そのような現状を承知の上で、勝間さんはカミングアウトをすることで、ひとつの風穴を開けてくださったのだと感じました。
改めて、尊敬の気持ちを強く抱きました。
勝間和代さんに横須賀の性的な多様性の保障に関する取り組みを報告させていただきました
そんな勝間和代さんにお会いして、横須賀の取り組みをご報告させていただく機会に恵まれました。
実は、フジノの親友は勝間さんと親しくて、横須賀にお招きしたこともありますし、一緒にイベントまで開催する間柄なのです。
カミングアウトの記事が出るずっと前から、親友はフジノと勝間さんを引き合わせようとしてくれていました。
何故なら、フジノの性的な多様性の保障に関するこの10年間の取り組みと、勝間さんのSOGIに関するポジティブな姿勢と、その両方を知っている立場だったからです。
2人が出会ったらきっと良い化学反応が起こるのではないかとずっと提案してくれていました。
その親友のおかげで、このたび勝間さんとお話することができました。
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実は、フジノの6月議会での一般質問を受けて、横須賀市では昨日から横須賀市ホームページの性的マイノリティのコーナーに新たな情報を掲載しました。
こうした取り組みや、LGBTs関連施策全国自治体トップとなった横須賀市の状況を報告させていただきました。
「さすが」と言うか「やはり」と言うか、勝間さんは飲み込みがとても早くて、横須賀市がまだ実現できていないことや取り組んだ方が良いことについて指摘をして下さいました。
貴重な時間を割いていただいたことに、ただただ感謝の気持ちしかありません。
さらに、フジノのツイートにもお返事もくださいました。
勝間和代さん、ありがとうございました!
そして、引き合わせてくれた親友に感謝しています。