リサイクルプラザ「アイクル」の年3回のお祭り「アイクルフェア」に行ってきました
今日は、横須賀市リサイクルプラザ『アイクル』を訪れました。
『アイクル』では年3回、『アイクルフェア』というお祭りを開催しています。オープンデーですね。
毎回たくさんの方々が訪れる大人気のイベントです。
特に、リサイクルされた家具や自転車を廉価で買うことができたり、トイレットペーパーのつかみどりなどはまさに盛況です。
でも、福祉政策がメインのフジノが資源循環部の『アイクル』を訪れた理由は・・・
ついに「フードドライブ」を市役所以外の会場で初開催しました!
実は、この『アイクルフェア』の会場1階で『フードドライブ』を初めて開催したのです!
すでにフジノが訪れた時点で、20名以上の方々が食料を提供して下さっていました。ありがとうございます!
提供していただいた食料は、『フードバンク』の取り組みに使わせていただきます。本当にありがとうございます。
現在、横須賀市は『NPO法人神奈川フードバンク・プラス』とタッグを組んで、フードバンク事業を実施しています。
横須賀市と「神奈川フードバンク・プラス」によるフードバンクの取り組み
食品会社や家庭で余っている食品をもらい受けて、それを必要とする人達に届ける活動をしています。
『神奈川フードバンク・プラス』は横須賀市に活動の重点を置いています。
食品をお渡しする方遣は、次のような状態にある方です。
- 高齢者で基礎年金だけが収入で、厳しい生活を強いられている方
- ひとり親家庭の親御さんとお子さん
- 仕事が無くて、生活に困っている方。
*生活保護を受給されている方は、原則として対象としていません。
今回『アイクルフェア』で集まった食品は、市の生活福祉課にお渡しする他に、 市内の高齢者が多く住んでおられる団地で、特に困っている高齢者の方にお配りする予定です。
みなさまから提供していただいた食料は、本当に必要な方のもとに必ず行き渡ります。
ご協力に心から感謝しております。ありがとうございます。
もっともっとフードバンクに協力して下さる人手が必要です。どうか力をお貸し下さい!
かねてからフジノは『フードドライブ』を実施することを提案してきました。
提案は実現して、これまで2年連続(2016年・2017年)、年末の市役所内で『フードドライブ』を実施することができました。
しかし今日は、さらに会場を市役所の外に移して実施することができました。実際の様子を自分の目で確かめることもできて、とても嬉しかったです。
横須賀に『フードバンク』を立ち上げることは、長年にわたってフジノの願いでした。
当初はフジノ自身が友人たちと設立を目指していましたが、その前にある人がフードバンク団体を立ち上げてくれました。
いろいろな理由からその団体は解散しましたが、メンバーのみなさんがいくつもの新たな活動(フードバンク、こども食堂など)が生まれました。
その1つが、Tさんの取り組みです。
Tさんのおかげで『NPO法人神奈川フードバンク・プラス』は横須賀市とタッグを組むに至りました。
さらに今年は、市民部の『市民協働推進補助金事業』に応募して、見事に選定されました!
市内の某団地50世帯程をモデル地区として、フードバンク事業に取り組んでいただいています。
Tさんたちのご尽力で、定期的にお米が入手できるようになったり、少しずつ食料を提供してくれる企業も増えてきました。
ただ、人手が本当に足りていません!
そこでお願いがあります。
『NPO法人神奈川フードバンク・プラス』の活動にあなたの力を貸して下さい!
『神奈川フードバンク・プラス』の活動を手伝って下さるボランティアさんを募集しています。
仕事は、
- 食品を届ける仕事(届ける交通費は支給します)
- 倉庫で食品を整理する。また配る食品を準備する仕事
活動の詳しい内容はぜひホームページをご覧下さい。
〔連絡先〕
〒231・0843
横浜市中区本郷町 1・2 横浜上野町教会内 NPO法人神奈川フードパンク・プラス
*教会に事務所を置かせていただいていますが、宗教的な関係はありません。
電話:090-3107-6477(本岡)
E-mail:motooka0215@hi3.enjoy.ne.jp
どうかよろしくお願いします!
横須賀のフードバンクのこれから
今回の『アイクルフェア』での『フードドライブ』の取り組みは、成功に終わったと思います。
できれば年3回の『アイクルフェア』で毎回『フードドライブ』を開催できるように、恒例の出展となることを願っています。
もちろん、市役所の職員を対象に年末に開催している『職員フードドライブ』も継続していきたいです。
そして、もう1つフジノが提案してきたことがあります。
それは、市役所や役所屋(モアーズなどにある市役所の支店です)を会場にして、もっと定期的に『フードドライブ』を開催したいのです。
もちろんNPO法人に対する企業からの定期的な食料の提供はあります。
でも同時に、個人の善意を大切にしたいと願っています。
市民のみなさまに『食品ロス(フードロス)』について体感していただくとともに、共に助けあう地域共生社会の横須賀を実現したいのです。
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こうして集まった食料を、もっとたくさんのボランティアのみなさまの力をお借りして全市にお届けできるようにしたいです。
それがフジノの願いです。
今日明日にカンタンに実現はしません。
市役所内での職員フードドライブを実現するのさえ、約1年もかかってしまいました。
こども食堂もフードバンクも、立ち上げるのは割とスピーディーなのですが、続けていくことこそが最も難しいです。考え方や方法も団体によって異なります。
それでも、市内の複数のこども食堂を実施してくれている団体をなんとかネットワーク化できないだろうか。
フードバンクへのボランティアさんをもっと増やすことはできないだろうか。
そんな方策をいつもいつも考えています。
『誰も一人にさせないまち、横須賀』を実現したい。
その為に、政治・行政と市民のみなさまも一丸となって、貧困や孤独を打ち破っていけたらと心から願っています。